甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY

学生からの活動報告No. 110

 「うなぎ・金魚のつかみ取り大会」のイベント運営補助(設営、片付け、魚の放流、金魚を捕まえられなかった子にお土産として金魚を配布)を行いました。

 この活動を通じて、周りをよく見て行動することの大切さを学びました。学生ボランティアたちで魚の放流の準備をしていた際、イベント開始の合図の前に子供たちが前に出てきてしまったため、声掛けをして川から上がってもらう必要がありました。全員が平等にイベントに参加できるように、ボランティアは周りの状況を把握しつつ自分にできることを率先して行うということが重要だと実感しました。

  また、金魚を捕まえられなかった子に対して金魚を渡す役割を担ったことで、子供との関わり方についても学ぶことが出来ました。まずは子供と同じ目線に立ち、しっかり目を合わせて会話することで笑顔になってくれた子がたくさんいました。金魚を渡した時には、小さな声でも「ありがとう」と言ってくれる子が多く、子供の言葉を聞き逃さないように気を付けることは円滑なコミュニケーションに繋がると気付きました。短い時間でも一人一人と密に関わることで、その子にとって思い出に残る楽しいイベントになると思うので、今後もボランティアとして丁寧な対応を意識していきたいです。

文学部 社会学科 3年   村川真柚