私は8月1日から神戸市が主催している学習支援のボランティアに継続で参加しています。
このボランティアは神戸市青少年会館で、毎週火曜日と木曜日の週に2回、18時30分~20時30分で活動しています。児童扶養手当を受けている家庭、就学援助を受けている家庭などの様々な環境の中学生約30人が学習支援に来ています。
活動内容は、学習支援だけではなく、学校や家庭、友人の話を聞いたりすることによって意思疎通をし、居場所づくりをすることです。
この学習支援は、生活困窮者自立支援法に基づき、生活環境にかかわらず確かな学力と学習習慣を身に付け、高等学校への進学や、さらには将来自立した生活を営むことを目的として実施しています。終了後には、その日に来てくれた中学生の子たちの様子を報告しあう報告会の時間があり、そこで中学生一人一人に対する寄り添い方などをボランティアに来ている大学生と担当者の方で考えます。のボランティアはアットホームな空間で、中学生の参加者は自由に大学生に話しかけたり、大学生も中学生の参加者に積極的に話しかけたりしています。その日にする勉強が終わった子は後半の時間、塗り絵をしたり、カードゲームをしたり、漫画を読んだりもしています。
最後にこのボランティアを通して、貧困が今後も進んでいく世の中で、勉強をしたいと思う児童全員が自由に受けられる学習環境や学習支援が今後も大切だと感じました。
グローバル教養学環STAGE1年 玉岡穂ノ佳