甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY

学生からの活動報告No.192

 主催者であるNPO法人神戸ロボットクラブは、年齢に関係なく学ぶことができ、多世代交流により地域課題の解消を目指しています。そこで、パソコンやタブレットを使ったプログラミング教室やドローン操作などのサポートを行うボランティア活動に参加しました。具体的な活動内容として、小学生や中学生を対象に、スクラッチというプログラミング言語の操作方法の説明し、疑問点のサポートをしました。まず、ドローンとスクラッチの接続する方法を教え、安全に起動・終了できるように指導しました。その後、5か所の的を配置し、全ての的を通過させるという課題を与えて、プログラムを組むことができるように支援しました。徐々に、課題の難易度を上げ、参加者がプログラムを理解し、スキルを向上させることができるように支援しました。

 大学でプログラミング言語を学んできましたが、他者に教える経験は今回初めてでした。そこで、どのように伝えれば、相手が理解しやすいかを常に意識し、工夫を重ねました。プログラミングの知識を分かりやすく伝えるために具体的な例や視覚的なサポートを取り入れ、実践を通して学んでもらいました。その結果、子どもたちが自分でドローンを操縦できるようになり、彼らが喜んでいる姿を見ると、私自身も大きな喜びを感じました。教えることで自分の理解も深まり、非常に充実した経験となりました。

知能情報学部  3年