甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY

学生からの活動報告No.210

 2025年8月23日(土)に岡本商店街復興組合が企画・運営を行った本山第一小学校で、盆祭りを復活させての地域の夏祭り「MOTOBON(本山盆祭り)」に参加しました。

 私が担当したのはかき氷屋さんで、主にかき氷を作ったり、水やジュースを販売する活動を中心に取り組みました。真夏の暑い時期ということもあり、冷たいかき氷は多くのお客さんに人気で、行列ができるほどでした。慣れない手つきで最初は氷を削るのに苦労しましたが、だんだんとスムーズに作れるようになり、お客さんに笑顔で渡すことができたときにはやりがいを感じました。

 また、販売だけでなく、準備や片付けにも積極的に関わりました。ポスターを目立つ場所に貼る作業では、どの位置に貼れば多くの人の目に留まるのかを考えながら取り組みました。片付けでは、ゴミ拾いや会場の整理整頓を行い、最後まで気持ちよくイベントを終えられるように意識しました。さらに、出展者の車やキッチンカーの誘導も担当し、事故や混乱が起きないよう声を掛け合いながら取り組んだことも印象に残っています。

 夏祭りという特性もあり、親子連れが非常に多く、特に子どもと触れ合う機会が多くありました。最初はどのように接してよいか分からず少し緊張しましたが、何度もやり取りをするうちに慣れていき、自然に笑顔で話しかけられるようになりました。子どもたちの元気な反応に励まされ、自分自身も楽しみながら活動できたと思います。

 私がこの活動を通じて学んだことは、チーム全体で協力することが成功のカギとなり、役割分担が大切だと学びました。氷を機械に入れる人やかき氷を作る人、かき氷とジュースのレジをする人、かき氷シロップをセルフオーダー制でかけられると声がけをしてスプーンを渡す人、シロップが無くなってきたら継ぎ足しをする人など分担することで作業が効率的になったと考えました。また休憩を挟み、違う立ち位置にたったりして全てのポジションを経験できました。

 また、子どもたちと接することは難しいことを学びました。年齢などによって対応が変わってくるので一人ひとり対応を変えて接客することを心がけました。

 ボランティア活動は様々なことを経験できる良い機会なので、これからもたくさんのボランティアに参加しようと思いました。

 

経済学部経済学科  1年 飯島真優子