甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY

学生からの活動報告No.225

 私の心境に成長を感じたこととして、岡山市役所の職員の方にインタビューを行い、災害が起こった際の対策についてお話を伺った経験が挙げられます。これまでの私は、地震などの災害が起こった場合、自分や家族、友人のことしか心配できないだろうと考えていました。しかし、出身国では地震がほとんど起こらない国から日本に来ている在留外国人の方々は、私たちのように義務教育の中で避難訓練を受けたり、近くの学校が避難場所になるといった基本的な知識を学んできていないため、私たち以上に不安を感じ、どのように対処すればよいのか分からず困ってしまう方が多くいることを知りました。このことから、災害時には在留外国人の方々への配慮や支援が特に重要であると強く感じました。

 今回、私たちは関西湾岸SDGsチャレンジの岡山チームとして、2日間のフィールドワークに参加しました。活動では「多文化共生」をテーマに掲げ、SDGsの目標10「人や国の不平等をなくそう」と目標11「住み続けられるまちづくりを」を意識して取り組みました。具体的には、岡山市役所や公民館、日本語教室を訪問し、在留外国人支援に関わる方々へのインタビューを行いました。そして、「多文化共生」という現在の課題に対して、私たちに何ができるのか、また今後どのような取り組みを行うことが望ましいのかを考えるボランティア活動に取り組みました。これらの学びを通して、私は今後、近くに住んでいる外国人の方々と、あいさつだけでなく日常的なコミュニケーションを意識して取るようにしたいと考えるようになりました。そして、万が一災害が起こった際には、互いに助け合うことができる関係を築いていきたいと思いました。

甲南大学 経済学部経済学科 2年