甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY

学生からの活動報告No.90

 今回は、NPO法人神戸ロボットクラブ主催の「タブレットを使ったドローン(図1)のプログラミング」のイベントでボランティア活動をさせていただきました。

 当団体は神戸を拠点に、理工学を通じた多世代交流を目的とした活動を行っています。設立図書の1996年から大人向けパソコン教室を開催していましたが、2016年に大人だけでなく子供も学べる「神戸ロボットクラブ」へと再編され、ロボット作りを通じた楽しく遊びながら学べるプログラミング教室を開催しています。

 今回の活動内容としては会場の準備と片付け、イベントの進行補助がありました。進行補助では参加者が使うタブレットやドローンの操作方法を説明するということをしました。イベントには小学生からお年寄りまで幅広い年齢層の方々が参加していましたので、参加者税員が円滑に作業を進められるように全員に目を配ることに努めました。また小学生に説明するときは目線の高さを低く、簡単な言葉を使い、早く作業が進んでいる方には、出来るだけ早く多くの体験をしてもらえるように進んで説明することも意識しました。この方法は円滑にイベントの進行をしていくうえでとても役に立ったと考えます。

 今回の活動を通して強く感じたのは、ボランティア活動は自分の得意な技能や知識、経験を発揮できる場であるということです。私は今までにプログラミングやロボットのイベントに参加したことがあり、簡単なプログラミングアプリやドローンの使い方について知識がありました。また大学の授業内でプレゼンをする機会があり、人に教えるという経験を積んできました。このボランティア活動ではそれらの知識、経験を活かし参加者の皆さんに分かりやすく教えることができたと感じました。

 ボランティアに参加することにはたくさんのメリットがあると考えます。自分の得意な技能や知識、経験が発揮できること、活動を通して新たな技能や知識を取得し、新たな人と出会えるということです。またアルバイトなどと違い、営利目的でないからこそ、ボランティアの参加者の皆が同じ気持ちで臨むことが出来ると考えます。

 今回の活動を通して得たことを、今後のボランティア活動を初めとした色々な場面で生かしていきます。