甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY

学生からの活動報告No.202

 関西湾岸SDGsチャレンジの成果発表会「SDGsチャレンジアカデミー」に参加しました。私たち神戸チームは生物多様性をSDGsの視点から捉え、課題解決のために約4か月間活動を行ってきました。

 

 活動では神戸市の外来生物展示センターやRe.colab KOBEへインタビューを行うことで、中高生の生物に対する関心が低いことや幼少期のワクワクした自然体験が生物への興味に繋がることを学びました。

 そこで、小学生にワクワクする体験をしてもらい、生物に関する興味を増やしてもらいたいという思いから、小学生を対象に夏休みの自由研究を手助けするワークショップを提案しました。

 ワークショップは朝の部「朝活ウォッチング」と夜の部「ナイトハイキング」に設定し、夏の暑い時間を避けた二部制にしました。朝活ウォッチングでは職員の方から説明を受けながらどうぶつ王国を散策し、誰でも簡単に自由研究を行うことができるようにしました。また、ナイトハイキングでは夜の森を散策することで、自然で暮らす生き物を観察し、鳴き声を聞くことができるイベントとしました。今回提案したイベントが実際に開催され、少しでも多くの学生に生物多様性についての興味を持ってもらえると嬉しく思います。

 

 この活動を通して、外来生物や生物多様性、また、多様性が壊れるとどうなるのかを学ぶことができました。今回の活動で学んだ知識を、これからの生活にも活かしていきたいと思います。

文学部 社会学科  3年  楠本花梨