甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY

学生からの活動報告No.224

 私が学んだことは、在留外国人の方々への理解が、まだ十分に追いついていないということです。例えば、在留外国人による騒音問題や、ごみの出し方の間違いに対して、「なぜ日本のルールを守ることができないのか」と、私たち日本人が不信感を抱いてしまうことがあります。しかし実際には、在留外国人の多くは、ルールを「知らない」ために守ることができていないケースが多く存在することを知り、私は驚きました。
そのため、私たちは外国人に対してただ不信感を抱くのではなく、「多文化共生」をしようとする一人一人の意識が大切であると考えるようになりました。

 今回、私たちは関西湾岸SDGsチャレンジの岡山チームとして、2日間のフィールドワークに参加しました。そこで私たちは「多文化共生」というテーマを掲げ、SDGsの目標10「人や国の不平等をなくそう」と目標11「住み続けられるまちづくりを」を意識して活動を行いました。具体的には、岡山市役所や公民館、日本語教室を訪問し、在留外国人支援に関わる方々へのインタビューを行いました。そして、「多文化共生」という現在の課題に対して、私たちに何ができるのか、また今後どのような取り組みを行うことが望ましいのかを考えるボランティア活動に取り組みました。

 さらに、岡山県に在留している外国人の方々には、留学生や特定技能を持つ若い世代が多いことも分かりました。その一方で、高齢者の方との会話では、岡山弁など方言が強く、意思疎通が難しいという障壁があることも知りました。そのため、日本人の若い世代との交流や、若者によるボランティア活動に期待している声が多いことが印象に残りました。このことから、若い世代同士が関わり合い、共に地域を盛り上げていくことの大切さを学ぶことができました。

甲南大学 経済学部経済学科 2年