甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY
23.1.30

「芦屋キッズスクエアでプロダクト開発体験をしてみよう」プロジェクト の成果報告会・イベントを開催しました。

 12月17日(土)に、昨年8月からスタートした「芦屋キッズスクエアでプロダクト開発体験をしてみよう」プロジェクトの成果報告会、12月21日(水)に成果内容を実践するイベントを開催しました。

 当プロジェクトは、みなと銀行、芦屋市、㈱アドリブワークス、甲南大学の連携で今年度初めて実施したプロジェクトで、本学の学生が、児童を対象にわかりやすく、楽しく金融を学んでもらうためのツールを企画提案し、その企画内容によっては商品化を検討するプロジェクトです。

 本学から山田萌那さん(経営学部3年)、安藤匠海さん(法学部3年)、霞末迅輝さん(マネジメント創造学部3年)の3名が参加しました。

  

 

 まず参加した学生は、導入部分で、自分たちが企画するツールづくりの参考とするため、市販の金融ゲームを体験。その後、芦屋キッズスクエアで、子どもたちと交流し、好みや理解力を確認しました。グループワークを重ね、10月の中間報告では決定したテーマ、企画概要案について発表。中間報告での関係者からアドバイスを踏まえ、試作品を製作。11月16日、その試作品を用いて、実際に芦屋キッズスクエアの子どもたちに遊んでもらい反応を確認しました。

 子どもたちには想像していた以上に、ゲームを楽しんでもらうことができ、最終報告への大きな参考材料になりました。このようなステップを踏み、12月17日、みなと銀行で開催した最終発表会では、企画内容のプレゼンとともに、プロトタイプも完成し展示されました。ツールの名称は「幸せをつかみ取れ!お金持ちゲーム(対象:小学生高学年以上)」とし、子どもたちの金融知識向上に貢献する、楽しく学べるプロダクトが完成しました。

  

  

 

 最終発表会の様子は、ニッキンオンライン「みなと銀行 金融教材の発表会開催 甲南大生が製作」2022.12.19(https://www.nikkinonline.com/article/76167)に掲載されました。

 またこのゲームを実際にこどもたちに体験してもらうためのイベントを12月21日に開催、10名を超える芦屋キッズスクエアの子どもたちに参加いただきました。子どもたちの反応もよく、学生たちが企画したゲームで楽しく学んでいました。はじめて金融を学ぶツールとして、ひとつのかたちになっており、関係者からも高評価でした。

 今後は商品化に向けた検討を行うとともに、このプロジェクトに参加した学生にも可能な範囲で関わってもらう予定です。