回収ボックスとメンバーの写真
地域連携センター学生コーディネーター「なんティア」のチームたまごっちでは、「プラスチックごみの削減」を目指して、「使い捨てコンタクトレンズの空ケースの回収活動」を行なっています。
現在、世界ではプラスチックごみの問題が深刻になっています。世界のプラスチックの生産量のうち、リサイクルされるのはわずか14~18%です。その他は「プラスチックごみ」となってしまい、海洋汚染や環境破壊の原因になります。
私たちは何とかこの状況を改善させたいと考え、コンタクトレンズ専門店の「アイシティ」が実施している「使い捨てコンタクトレンズの空ケースの回収活動」を甲南大学で始めることにしました。
回収ボックス製作中
◆学内の折衝も活動の一つ
まず、私たちは学内を歩き回り、チームで話し合いを重ねて、回収ボックスの設置場所を決めました。掲示板の関係上、大きなポスターが貼れない場所のために、オリジナルポスターを作りました。さらに、アイシティに連絡を取り、回収ボックスやポスター、チラシなどを提供していただきました。
また、回収ボックスとポスターを設置させていただくために、学生部・管財部・生活協同組合を訪問し、企画内容を説明しました。地域連携センターを含め、学内の様々な部署と連携・協力しながら準備を進めました。ここで、丁寧に折衝をすることに重要性を学びました。
準備が整ったので、2021年12月3日(金)に回収ボックスを設置し、空ケースの回収活動を始めました。岡本キャンパスに回収ボックスを7か所、チラシを3か所に設置し、ポスターなどを9か所に掲示しました。
コンタクトレンズ空ケースの回収ボックス設置場所マップ
◆コンタクトレンズの空ケースから、プラスチックごみの問題を見据えて
当初の予定より遅れてしまいましたが、年内に回収活動を始めることができて良かったです。この活動は始まったばかりですが、より多くの空ケースを回収して、「プラスチックごみの削減」に貢献できるよう頑張りたいです。
この活動は2022年まで続く予定なので、皆様のご協力よろしくお願いします。みんなで空ケースを集めて、プラスチックごみの問題に立ち向かっていきましょう!
「チームたまごっち」を代表して
文学部人間科学科 4年次生 寺口 久美子
KOREC学生コーディネーター「なんティア」 「チームたまごっち」メンバー
文学部社会学科 2年次生 日比野 令旺
文学部人間科学科 4年次生 寺口 久美子
(指導教員:共通教育センター特任准教授 岡村 こず恵)