甲南大学ではSDGs実践プロジェクトの一環として放置竹林問題に取り組んでいます。その活動をより多くの人に認知してもらうために、2023年10月14日に甲南大学iCommonsを会場に開催された株式会社ボーダレス・ジャパン主催のイベント“SOCIAL BUSINESS FES HOPE 2023”、ブースを出展して参加しました。
日程:2023年10月14日(土)
時刻:10:00~18:30
場所:甲南大学 iCommons・甲友会館
参加者:学生8名
地域プロジェクト「SDGs実践プロジェクト~放置竹林問題を考える~」
(担当:久保はるか)
【活動報告】
ブースでは主に2つのことを行いました。
1つに、私たちが現在取り組んでいる活動を認知してもらうために活動紹介を行いました。そのために、活動報告をまとめたPowerPointとそれらを簡単にまとめたチラシを用意しました。ブースを訪れてくださった方にはPowerPointを使い、まず日本や神戸市の竹林問題の現状といった背景を説明して、竹製品の商品化や竹のクリスマスツリーの活動紹介を行いました。また、ブース付近を通った方にはチラシの配布を行い、少しでも興味・関心をもってもらいブースに訪れてもらうようにしました。
活動紹介している様子
2つ目に、ふるさと納税の返礼品登録を予定している竹ペレット製品に関するインタビューを行いました。現在「どのような人をターゲットとするのか」それに伴い「どのような製品を企画するのか」を議論しています。それらをより根拠立てて進めていくために、実際に竹から作られているコップやお皿などに触れてもらいながら、以下のような質問を中心にインタビューしました。
・どのような竹ペレット製品であれば購入したいか
・竹ペレット製品にどのようなメリットがあれば購入したいか
・学生が竹を使った商品企画をしていることについての印象について
・ふるさと納税で購入する基準について
それへの回答では、値段、商品の付加価値や差別化、セットでの提供、使い心地に関するものが大半を占めていました。
インタビューしている様子
【活動を通して】
今回の活動では、多くの方にチラシを配布し、興味や関心を持っていただけました。
ブースでの説明では、普段の活動を自分の言葉で人に伝えるという貴重な機会となりました。それによって、放置竹林問題に関する新たな気づきや再確認をすることができました。 また、インタビューでは質問の回答以外に商品のロゴなどのデザインや販売チャネルに関する意見を頂いたので、今後の活動の参考にしたいと思います。
私たち学生だけでなく、この活動にご協力いただいている方と一緒となって、こうしたイベントなどを通してより多くの人に放置竹林問題について発信を行い、この問題を解決できるように今後も日々精進してまいります。
(経営学部2年 石立 朋也)