甲南大学ではSDGs実践プロジェクトの一環として放置竹林問題の解決に取り組んでいます。
放置竹林問題とは竹の需要の減少によって、適切に管理されず放置されたままになっている竹林の増加と、それにより発生する環境問題のことです。私たちはこれまでに、放置竹林問題の解決に少しでも近づけるよう、竹の利活用方法を考えることや竹ペレット製品を作成するなど様々な活動を行ってきました。
報告が遅くなりましたが、昨年10月には、神戸市のイベント「こうべ環境博覧会(かんぱく)」に参加し、竹ペレット製品の販売、竹を使ったワークショップ、私たちの活動の認知拡大のためのプレゼンをさせていただきました。このイベントは環境に配慮したさまざまな取り組みをされている企業・団体が出展を行い、環境問題を楽しく学べる体験型イベントで、多くの団体の活動を知り、また私たちの活動を知ってもらい、交流する機会となりました。
*地域プロジェクト『SDGs実践プロジェクト~放置竹林問題を考える~』
(担当:久保はるか)
詳細
開催日時:2024年10月19日(土)11:00~17:00
会場:ふたば学舎(長田区)
主催:神戸市([後援]近畿地方環境事務所)
活動内容
私たちは、このイベントで、参加者に竹に少しでも触れてもらいたく、簡単にできる竹灯籠づくりを行いました。子供たちに竹灯籠を作ってもらいながら放置竹林問題について学んでもらうことができました。
また、会場内で、放置竹林問題と私たちの活動について、認知拡大のためのプレゼンを行わせていただきました。様々な企業・団体に自分たちの発表を見ていただき、自分たちの活動を知っていただくことができました。このプレゼンを通して興味を持っていただき色々な関わりを増やすことができました。
(ブース) (発表の様子)
活動を通じて
ワークショップをすることで竹を身近に感じていただき、放置竹林問題や竹の利活用方法について少しでも学んでいただけたかなと思いました!ご家族で来られている方たちが多かったのでお子さんがワークショップをしている間に放置竹林問題について親御さんにも知っていただくことができたので良い機会となりました。
また、このイベントには様々な企業・団体が参加をしていたのでたくさんの環境問題を知ることができとても勉強となるイベントでした。
今後もこのようなイベントに参加をしていきたいと思います。
(文責:経済学部 田中真幸)