甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY
25.3.4

【放置竹林問題に取り組むBambooにThank youプロジェクト】:キッズフェスティバルに参加しました!

 甲南大学ではSDGs実践プロジェクトの一環として放置竹林問題の解決に取り組んでいます。

 放置竹林問題とは、放置されて竹林が引き起こす社会問題・環境問題のことです。伐採する人手が不足していることや、竹の利活用先が昔と比べて減っているということが原因として挙げられます。私たちはこれまでに、竹の利活用先を増やすことを目的に、竹灯籠や竹ペレット製品、竹炭や竹チップなどさまざまな加工方法について学び、実践してきました。

 今回は、子どもに竹に触れてもらい放置竹林問題を楽しく知ってもらうべく、キッズフェスティバルに参加しました!

 

*地域プロジェクト「SDGs実践プロジェクト~放置竹林問題を考える~」
 (担当:久保はるか)

詳細

日程:2024年12月1日(日)

場所:甲南大学

参加者:学生9名

 

活動の流れ

 キッズフェスティバルでは子どもが竹に触れ、楽しく放置竹林問題について知ってもらうことを目的に、竹灯籠ワークショップに加えて竹ボーリングや積み竹、竹楽器、おみくじを準備しました!どれも竹がメインに使われた身近な遊びとなっており、竹で楽しく遊んでいる様子が多く見られ、常に室内が賑わっていました。さらに、放置竹林問題をイラストで簡単に説明する「1分アニメ」を出入口付近で流すことで遊んでもらうだけでなく、竹林の危険性についても伝えることができました。

 

       (全体の様子)                  (ボーリング)

 

 

         (積み竹)                  (1分アニメ)

 

活動を通して

 これから地域の問題に直面していく小さな子どもたちに竹で遊んだ記憶や、竹林は放置してはならないという主旨の動画を見たという記憶を残すことができたと思います。また、放置竹林問題を小さな子どもたちにどう伝えると良いのか学ぶことができた実りのある機会になりました。

 今年3月9日(日)にはプロジェクト史上初となる私たち主催のイベントを東遊園地にて開催します。さまざまな活動を通して得た学びを活用し、竹で楽しく遊び、学べる1日にしたいと考えています。興味のある方はぜひお越しください!

 

経営学部 2回生 井谷まりあ