甲南大学ではSDGs実践プロジェクトの一環として放置竹林問題の解決に取り組んでいます。
放置竹林問題とは、放置されて竹林が引き起こす社会問題・環境問題のことです。伐採する人手が不足していることや、竹の利活用先が昔と比べて減っているということが原因として挙げられます。
私たちはこれまでに、放置竹林問題や私たちの活動についての認知拡大を目的としたイベントに積極的に参加してきました。また、竹の利活用先を増やすことを目的に、竹灯籠や竹ペレット製品、竹炭や竹チップなどさまざまな加工方法について学び、実践してきました。
12月には、御影クラッセにて、問題や活動についての認知拡大を目的に、「クリスマスツリーキーホルダー作成ワークショップ」を実施しました!
詳細
日程:2024年12月7日(土)
場所:御影クラッセ
参加者:学生9名
*地域プロジェクト「SDGs実践プロジェクト~放置竹林問題を考える~」
(担当:久保はるか)
活動内容
今回は、御影クラッセで「クリスマスツリーキーホルダーを竹で作る」ワークショップを行いました!
子どもたちが竹に触れ、竹で何かを作るという体験を通して、竹を身近に感じてもらい、放置竹林問題について知ってもらうことを目的として、今回のワークショップを実施しました。
当日は人数制限があるなか、たくさんの子どもたちに参加してもらいました!竹をリボンやシールで装飾するなど、皆思い思いの素敵なキーホルダーを作っていました。
また、ワークショップの中で、放置竹林問題について説明した「1分アニメ」を流し、子どもたちに放置竹林の問題についても触れてもらいました。
(キーホルダー作成の様子) (1分アニメ視聴の様子)
(ワークショップで作成したクリスマスツリー・キーホルダー)
活動を通して
ワークショップをする中で、「初めて竹に触れる」という子がいたり、1分アニメについての感想や質問をしてくれたり、楽しみながら竹を身近に感じてもらえたのではないかと思いました。
実際に竹に触れる経験をすることが竹林の問題について考えるきっかけになると思うので、竹の問題や竹の利活用について、楽しみながら考えられるようなイベントを今後も実施していきたいです。
今後のイベント
3月9日(日)に、BambooにThank you Project主催の「バンブーにサンキューマルシェ」を東遊園地にて開催します!
竹を使った射的・宝探しなどの縁日や、プロジェクトメンバーによる活動紹介、竹オブジェの設置などを実施します!
また、竹を扱っている団体も出店・出展し、竹炭を使ったお菓子の販売など、食や遊びを通して竹林の問題についての学びを深められるようなイベントとなっています。
ご興味のある方はぜひお越しください!
イベントの詳細や普段の活動をインスタグラムにて投稿していますので、こちらもチェックしていただけると幸いです!
(BambooにThank youプロジェクトInstagram:
https://www.instagram.com/bamboo_thankyou/?igsh=dmNvYXMyMW9xZTV4&utm_source=qr)
文学部 3回生 陰山彩子