
BambooにThank you Projectは、放置竹林問題の解決に取り組むSDGs実践プロジェクトです。
放置竹林問題とは、放置された竹林が引き起こす社会問題・環境問題のことです。伐採する人手が不足していることや、竹の利活用先が昔と比べて減っているということが原因として挙げられます。そこで私たちは、①竹の定期的な伐採、②竹の利活用先を増やす、③問題の認知拡大を行うという三つを軸に、これまで様々な活動を行ってきました。
今回は、2025年10月18日(土)に神戸学生青年センターで行われた「食料環境セミナー」に講師として招待され講義をしたので、その活動についてご報告いたします。
開催場所:神戸学生青年センター会議室A
開催日時:2025年10月18日(土)
参加学生の人数:2名
食料環境セミナーの参加者数:8名
今回の活動の目的
「食料環境セミナー」とは、灘区にある神戸青年学生センターが、食の安全や環境問題について学ぶために定期的に開催しているセミナーです。今回、私たちは、光栄なことに講義の依頼をいただきました。
講義では、『Bamboo に Thank you Project』の活動および放置竹林問題の認知度拡大を目的として、食料環境セミナー内で講義「Bamboo に Thank you Project(甲南大学)と竹の利活用を考えよう」を実施しました。
※神戸青年学生センターHPでの活動紹介はこちらから⇒[食料環境セミナー] 2025年10月 – 神戸学生青年センター
実施内容
はじめに、プロジェクトメンバーより放置竹林問題の現状と課題についてプレゼンテーションを行いました。竹の繁殖スピードや管理の難しさ、地域で発生している被害の実例を紹介し、あわせて本プロジェクトがこれまで取り組んできた竹の伐採・再利用・竹炭づくりなどの活動内容を共有しました。参加者の方々には、竹林問題を身近な地域資源の問題として捉えてもらうことを目的としました。
その後、参加者(元農家など地域で農業経験のある高齢者の方々)を対象に、放置竹林問題の解決策を考えるグループディスカッションを実施しました。まず個人でアイデアを出した後、5人1組の班に分かれ、それぞれの考えを共有しながら具体的な活用方法を話し合いました。
グループワークでは、「竹を粉砕してチップにし、畑や花壇に活用する」「竹林整備と観光を組み合わせる」「子ども向けの竹工作体験を企画する」など、多様なアイデアが出されました。最後には、各班が選んだ代表アイデアをワークシートにまとめて発表を行い、参加者全員で意見を共有しました。
活動を通して、竹が地域の生活や農業と深く関わっていること、また身近な素材として再び注目され得ることを再確認する機会となりました。今後もこうした対話を通じて、地域と大学が協力しながら持続的な竹の利活用方法を模索していく予定です。
当日の発表資料はこちらからご覧いただけます:10月18日発表資料.pdf

(ディスカッションの様子)
今後もこのような活動報告を通じて、放置竹林問題や環境問題について広く知ってもらい、竹に興味を持ってもらえるように精一杯努めて参ります。応援よろしくお願いいたします。
文責:マネジメント創造学部2回生 岡田透和