BambooにThank you Projectは、放置竹林問題の解決に取り組むSDGs実践プロジェクトです。
放置竹林問題とは、放置された竹林が引き起こす社会問題・環境問題のことです。伐採する人手が不足していることや、竹の利活用先が昔と比べて減っているということが原因として挙げられます。そこで私たちは、竹の定期的な伐採、②竹の利活用先を増やす、③問題の認知拡大を行うという三つを軸に、これまで様々な活動を行ってきました。
今回は、2025年7月6日(日)に神戸市北区に位置する一般社団法人一十土で行った現地活動についてご報告いたします。
開催場所: 一般社団法人一十土
開催日時:2025年7月6日(日)
参加学生の人数:2名
今回の活動の目的
『Bamboo に Thank you Project』の活動及び放置竹林問題の認知度拡大を目的としたクラウドファンディングの返礼品および、iCommonsのトイレに設置させていただく竹炭の置き炭を制作する目的で現地活動を行いました。
実施内容
前回の現地活動で伐採した竹を使い、竹炭の完成を目指しました。土壌改良剤の竹炭とは作り方が異なり、竹炭づくり専用の釜に、四つ割り機で割った竹を並べ入れることで、消臭効果のある形の残る炭が出来上がります
少人数かつ炎天下の中で活動する必要があったため、水分補給と十分な休憩時間を設けながら活動を行いました。
現地活動当日は、竹割りと竹を釜に入れて焼く工程まで行い、完成した炭は後日回収し、iCommonsのトイレに設置させていただきました。
(炭になる前の竹) (制作時の様子)
(完成した竹炭) (トイレに設置した竹炭)
今後もこのような活動報告や竹製品を通じて、放置竹林問題や環境問題について広く知ってもらい、竹に興味を持ってもらえるように精一杯努めて参ります。応援よろしくお願いします。
文責:経済学部4年 鷹尾悠希