甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY
24.1.5

【KOREC学生コーディネーター「なんティア」】広報用動画「学生ピア相談紹介動画」を作成しました!

 みなさんはボランティア活動に関心があるときに、地域連携センター(以下、KOREC,コレック)で相談ができることをご存じでしょうか。実は、KORECには、専任のボランティアコーディネーターだけでなく、甲南大生が相談に応じる「学生コーディネーター」がいます。このたび、この学生コーディネーターが甲南大生のボランティアについての相談に応じる「学生ピア相談活動(以下、ピア相談)」を紹介する動画、および紹介カードを作成しましたのでご紹介します。

 

       

             【図1】学生ピア相談紹介動画

 

◆「学生ピア相談」の知名度向上を目指して

 動画を作成した目的は、地域連携センターおよび私たち学生コーディネーター「なんティア」の知名度向上と、ピア相談を甲南大生に知ってもらうことです。ピア相談とは、甲南大生による甲南大生のためのボランティア相談活動をいいます。ピアとは、「同士」や「対等」という意味があり、甲南大生が同じ学生という立場で、学生の相談に応じることを大切にしています。ピア相談の内容を明らかにしてその雰囲気を伝えることで、ボランティアに参加したいと思っている学生がKORECに気軽に訪れることができるのではないかと考えています。

 作成した動画は、インパクトを重視した約15秒のものと、より細かい説明を加えた約3分のものがあり、現在(2023.11.20:掲載終了時期は未定)、それぞれなんティアの各種SNSや学内のスクリーンなどに掲載されています【図1】。現段階でのInstagramの閲覧数は546回で、想像以上に見てもらえたという実感があります。

 

◆たくさんの学生に届けるために

 動画を作成しても、見てもらえなければ意味がありません。内容を決める時点では、一人でも多くの学生の目に留まるためにどうスレが良いのかを考えることが課題でした。

 動画はまず一人称の視点で南門からKORECへの道案内から始まり、ピア相談を再現したシーンに入ります。実際に学生が相談に来た目線を動画で再現することで、イメージを湧きやすくしました。後半は学生コーディネーターのボランティア体験談とともに、実際のボランティア活動の様子を写真で紹介しています。こどもや環境保全といった活動の分野や、イベントや企画など活動の種類など、多くの学生が興味を持ってくれそうな写真を選びました。

 

◆知ってもらうための取り組み

 動画の作成に加え、学生コーディネーターの紹介カードを作成しました。カードには、「顔写真」とともに、「ニックネーム」、「よく参加するボランティア」の3点を記載しています。これはKORECの学生ピア相談スペース横に掲載する予定です。ピア相談やKORECに訪れる学生に、学生コーディネーターの顔と名前を知ってもらい、より親しみやすい雰囲気を作ることが、このカード作成の目的です【図2】。

 

          

           【図2】KOREC学生コーディネーター紹介カード

 

◆今後に向けて

 今年度は、コーディネーションチーム主催の「ボランティア情報展示・相談会」をはじめ、動画や紹介カードの作成など、知名度向上とピア相談のイメージ共有を目標に活動しました。広報チームが今年度行ったKOREC認知度調査で、「なんティアの活動内容を知っている、名前を聞いたことがある」と答えた学生は約2割いることがわかりました。しかし、KORECに訪れる学生があまり増えていないという課題は依然として残っています。

 来年度は、ピア相談紹介動画の効果を検証し、さらにピア相談を活発にする方法を模索していきます。

 

チームを代表して

甲南大学法学部3年生 牧 風花

 

KOREC学生コーディネーター「なんティア」

コーディネーションチーム

法学部3年生 阪本 萌衣

法学部3年生 牧 風花

法学部2年生 藤本 心菜

経済学部1年生 小林 英誠