
私たち地域連携センター(KOREC)学生コーディネーター「なんティア」は、2025年度も教職員と協力してボランティア活動において、甲南大生と地域団体をつなぐことを目標に様々な活動を行いました。発足から5年目という1つの節目の年を迎えた今年度は、次のような目標を立てました。
①「ボランティア活動の魅力を伝え、参加につなげる!」
②「甲南大学内外での露出を増やす!」
③「チームを超えた交流を増やす!」
3つの目標をもとに今年度の活動をふり返ります。
◎2025年度の私たちの目標と評価
目標①「ボランティア活動の魅力を伝え、参加につなげる!」は、2つの評価指標を設定しました。一つは、「2025年度実施の甲南大生を対象としたアンケート調査(以下、「アンケート調査」)にて、『ボランティア活動に魅力を感じる』又は『少し感じる』との回答をボランティア活動の経験者の50%、活動に関心があるボランティア活動未経験者の30%以上から得る」です。結果として、前者の88.6%、後者の86.9%から回答を得ることができ、目標を達成できました【図1】。

【図1】ボランティア活動の経験の有無別におけるボランティア活動の魅力の感じ方
※ボランティア活動の参加経験がある(389人)、参加経験がない(482人)にそれぞれたずねた。
もう一つは、「アンケート調査にて、ボランティア活動の経験や関心について『定期的・継続的な活動に参加したことがある』、『単発的に参加したことがある』、『ボランティア活動に関心を持ったことはあるが、活動に参加したことはない』との項目につき、それぞれ10.9%、29.7%、55.8%の回答を得る」です。結果はそれぞれ8.0%、25.5%、41.6%の回答となり、目標達成とはなりませんでした。このような2つの目標の達成状況を総合的に考慮し、目標①は「一部達成」と評価しました。
目標②「甲南大学内外での露出を増やす!」は、3つの評価指標を設けました。一つ目は、Instagramのフォロワー数600を目標としましたが、結果は552で、目標「未達成」でした。二つ目は、広報回数を前年度比×1.5倍の147回を目標としましたが、結果は116回で目標「未達成」でした。三つ目は、アンケート調査にて、『KORECの認知度37.3%以上』、『なんティアの認知度26.8%以上』です。これは、それぞれ40.9%、45.3%となり、認知度の目標は達成しました。このような3つの目標の達成状況を総合的に考慮し、目標②は「一部達成」と評価しました。
最後に、目標③「チームを超えた交流を増やす!」は、年度末に実施する「なんティア」内の自己評価アンケートにて、「所属チームに関係なくメンバーと関わることが『できた』『少しできた』」との回答を80%以上得ることを指標としました。結果は68%の回答となり、目標③は「未達成」でした。
◎2025年度の活動内容の総括
2025年度はこの5年間で築かれたものをさらにブラッシュアップしつつ、新しい取り組みにもチャレンジできた一年でした。特に、今年度の新たな取り組みである「阪神・淡路大震災ボランティア活動調査プロジェクト」では、多くの学びを得ることができただけではなく、メンバー全員で取り組んだことでメンバー間の交流を深める機会にもなりました。その一方で、既存の活動に新しい取り組みをプラスしたことによって、一部のメンバーは活動量を負担に感じることとなりました。今後は、活動量と成果のバランスをより慎重に判断する必要があります。
すでにメンバーは2026年度の活動に向けて動き出しています。日々の活動やイベントなど様々な活動を通して、私たちは地域と甲南大生をつなぐ活動を続けていきます。ぜひ引き続き「なんティア」の活動に注目していただけると嬉しいです【図2】。

【図2】2025年度成果報告会にて(2025年12月17日撮影)
地域連携センター学生コーディネーター「なんティア」
副代表 御手洗 由璃菜(法学部法学科3年生)