甲南大学には、放置竹林問題に取り組むプロジェクト「SDGs 実践プロジェクト~放置竹林問題を考える~」があります。
放置竹林問題を一人でも多くの方に知ってもらいたいという思いのもと、今年度も新しいメンバーを加えて活動を継続しています。
先日、神戸市北区大沢町でフィールドワークを実施しました。
竹について知るオリエンテーション:
フィールドワークでは、竹の種類や成長スピードなどといった竹についてのお話を聞いたり、実際に竹を刈って運搬したりと、新しいメンバーにとっては初めて竹に触れる機会となりました。
竹についてのお話を聞く新メンバー
若い竹の伐採
生活の中の竹:
私たちはこのプロジェクトの活動の一環として、継続的な竹刈り、そして竹の利活用に取り組んでいます。 利活用方法としては、 竹を炭にしてつくる竹炭土壌改良剤や、消臭剤として活用する置き炭などがあります。今回のフィールドワークでは、畑に散布してある竹炭を見たり、置き炭を作成したりすることで、生活の一部としての竹を目にすることもできました。
畑にまいてある竹炭土壌改良剤
活動を通して:
こうして実際に竹に触れることで、イメージが湧きにくかった放置竹林問題を身近なものとして捉えることができました。今後も現地活動を通して、私たちの生活と竹とつながりを見出していきたいです。
(理工学部1年 岩谷佳奈)
実施日;7月8日(土)
場所:神戸市北区大沢町
参加者:学生10名
地域プロジェクト「SDGs実践プロジェクト~放置竹林問題を考える~」(担当:久保はるか)