甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY
25.10.30

交流を経て新たな発見~神戸学院大学ボランティア活動支援室に視察に行きました!~

 

       

               集合写真(2025年9月27日撮影) 

 

1、他大学視察とは? 

 甲南大学地域連携センター学生コーディネーター「なんティア」では、2025年9月27日(土)に神戸学院大学ポートアイランドキャンパスにて、同大学ボランティア活動支援室の視察、および学生スタッフとの交流を行いました。この活動は、他大学の学生スタッフの活動や運営を学び、本学での活動の参考にするために実施しています。また、学生同士の交流を通じて、互いの学びとモチベーション向上につなげることを目的としています。当日は、本学の学生コーディネーター21名と職員1名、神戸学院大学の学生スタッフ10名と職員1名が参加しました。私たちは、昨年度制作した「なんティア」ユニフォームを着用して訪問しました。このユニフォームも、一昨年に他大学を視察したことがきっかけとなって制作したものです。 

 

2、活動中の様子 

 初めに、神戸学院大学ボランティア活動支援室を見学し、学内を巡りながらボランティアの広報活動などの説明を受けました。ボランティア活動支援室では、班別に所属している学生スタッフの自己紹介が貼り出してあったり、たくさんの画像と共にボランティア活動の様子が紹介されていました。また、支援室近くの廊下には多くのボランティア募集のチラシがラックに配架され、壁面にも多くの画像が貼り出されており、活動内容の様子がとても具体的に紹介されていました。 

 続いて、学生同士で交流を行いました。各代表から活動内容を紹介し合い、その後、お互いの制度の仕組みや、学生スタッフの育成のための取り組み、一般学生のボランティア活動の参加促進のための工夫など、設定されたテーマについて話し合いました。お互いの活動の共通点や違い、課題等を共有することで、自分たちの活動を見直すきっかけになりました。 

 

       

      交流会の様子。グループで話し合ったことを共有する(2025年9月27日撮影)

 

3、視察の振り返りにて 

 視察を終え、定例会にて振り返りを行いました。視察を通して、なんティアとして取り入れたいことを全員で話し合いました。 

 神戸学院大学内の飲食スペースを活用して行われていた「ボラカフェ」は、ボランティア活動支援室に学生が来室しづらいという課題解決のために実施されています。なんティアも同様の課題があるため、前向きに検討したいです。また、広報について、画像などビジュアルを上手く活用している点や告知場所の多さも参考にしたいです。その他にも、企画したボランティアプログラムの事前・事後研修を重視する姿勢や組織運営体制について学ぶ点が多々ありました。これらの事項を各チームで検討して、次年度以降の活動に活かしていこうと思います。 

 神戸学院大学視察など活動の様子は、「なんティア」公式Instagramにて発信しておりますので是非チェックしてみてください! 

 

          

  壁面いっぱいに学生スタッフの活動の内容や画像があり、存在感があった(2025年9月27日撮影) 

 

地域連携センター学生コーディネーター「なんティア」 

経済学部 2年生 野田彩菜