甲南大学地域連携センター

KONAN INFINITY
24.4.26

【放置竹林問題に取り組むプロジェクト】「竹とずーっと一緒プロジェクト」 王子動物園・竹ツリー点灯式

甲南大学ではSDGs実践プロジェクトの一環として放置竹林問題に取り組んでいます。

2023年12月に、いよいよ、J:COMさんとの共同企画「竹とずーっといっしょプロジェクト」竹クリスマスツリーの展示の本番を迎えました!

これまでの活動報告で、竹ツリーのデザインワークショップ、神戸市北区の竹林での竹の伐採、竹ツリーの準備の様子をお知らせしてきました。皆で準備した竹ツリーは、王子動物園の動物資料館で、2023年12月14日(木)から12月26日(水)の間、展示され、多くの来客者に見ていただきました。完成した竹クリスマスツリーの写真を、ご覧ください。

初日の14日(木)には、点灯式を行いました。

 

点灯式の日程:2023年12月14日(木) 10:30~10:40 

場所:神戸市立王子動物園(動物科学資料館)

参加者:学生3人

学外協力・参加者:王子動物園職員、J:COM

*地域プロジェクト「SDGs実践プロジェクト~放置竹林問題を考える~」                  

(担当:久保はるか)

 

点灯式の様子

J:COMさんが司会進行をしてくださりました。今回のプロジェクトや放置竹林問題の解決に向けて私たちが活動していることなど、3分ほどお時間を頂き学生を代表してご挨拶させていただきました。その後、学生3名がテープカットを行い、学生の「点灯!」の合図で竹ツリーに灯りが点り、点灯式が終了しました。

沢山のメディアの方々にお集まりいただき、点灯式後もプロジェクトについてお話させていただきました。

 

   

         (学生代表挨拶)            (テープカットの様子)

 

    

            (学生の合図で転倒した竹ツリー)

 

    

             (J:COMウエスト芦屋局の皆様と)

 

感想

 約8か月間かけて取り組んできたプロジェクトだったので、無事竹ツリーを展示することができて良かったです。多くのメディアの方にお集まりいただいたこともあり、学生代表挨拶はとても緊張しましたが、私たちがなぜ竹ツリーを展示することになったのか、というような放置竹林問題に取り組んでいる背景を言葉で直接お伝えすることができて良かったです。王子動物園という子供から大人まで様々な年代の方が多く集まる場所で、竹ツリーを展示できたことにより、放置竹林問題というあまり聞き馴染みのない問題について知ってもらう機会を、多くの方に提供できたのではないかと思います。

 私たちが制作した竹ツリーは、約110本分の竹の枝の部分を使用しているのが特徴的です。今回ツリーに使用しなかった枝を取った竹は、竹灯籠として展示をしたり、燃やして竹炭土壌改良剤として花壇で使用することで、竹を有効活用しています。このような竹の様々な活用方法を今後も発信していき、問題の認知拡大に働きかけていきたいと思います。

 今回のプロジェクトは、学生だけの力では決して進めることができませんでした。私たちの活動を応援してくださり、多くの方が支援してくださったことにより無事プロジェクトを成し遂げることができました。本当にありがとうございました。

(文学部社会学科3年 久保千尋)

【メディア掲載】

 ・讀賣新聞 12/16付 地域面(神戸)トップ掲載、 12/16付 讀賣新聞オンライン掲載

 ・神戸新聞 12/19付 地域面(神戸)

 ・電波新聞 12/14付 デジタル掲載(ヤフーニュース等)

 ・放送ジャーナル 12/20付 日刊放送ジャーナル掲載

ウェブ記事:神戸の放置竹林問題を多くの人に伝えたい。王子動物園に輝く竹のクリスマスツリー。 竹とずーっといっしょプロジェクト – GO GREEN KOBE(外部リンク)