甲南大学ではSDGs実践プロジェクトの一環として放置竹林問題に取り組んでいます。
その活動の一つとして王子動物園での竹ツリーイベントが計画されています。そのイベントの打ち合わせを行いました。
(*地域プロジェクト「SDGs実践プロジェクト~放置竹林問題を考える~」(担当:久保はるか))
日 程:9月1日(金)
時 刻:10:00~12:00頃
場 所:王子動物園 会議室
参 加 者:甲南大学・学生10名+教員
J:COMウェスト神戸芦屋局、設計事務所・株式会社MuFF、王子動物園
内 容:10:00~10:20 挨拶、アイスブレイク
10:20~12:00 ワークショップ
①竹ツリープロジェクトの目的・方向性、ターゲット層について
②竹ツリーのデザイン案ワークショップ
【活動報告】
はじめに、アイスブレイクとして絵や文字を書いた付箋を近くの人と交換し、色々な人にヒントをもらいながら付箋に描かれているものを当てるといったことをしました。
話しやすい雰囲気を作ることができました。
その後、ワークショップに移りました。
三人一グループでグループワークを行い、王子動物園、ツリーを設計してくださる設計事務所MuFF、ジェイコムウエスト芦屋局のスタッフの方に向けて、発表しました。その発表で出た意見を二つに分けて紹介します。
①竹ツリープロジェクトの目的・方向性、ターゲット層について
目的・方向性:
放置竹林問題について知ってもらう
参加型のイベントを行い子供にも気軽に参加してほしい
放置竹林問題を知ることで、他の環境問題にも興味を持ってほしい
ターゲット層:
親子や二十代前半
竹ツリーイベント自体を楽しんでもらい、身近な問題に触れてほしい
学生主体となっているイベントなので、同世代の学生にも認知してほしい
②竹ツリーの構想案の絞り込み
学生たちには、事前に竹ツリーのアイディアを考える課題(実現性を無視してなんでもよいので竹ツリーのアイディアを10個挙げる!そのうち一つについて詳細に説明する)が与えられていました。学生が提出したアイディアの数々を、設計事務所MuFFの方がジャンルごとに分けてくださいました。
ジャンルには、竹ツリーの形状型、加工方法、設置方法、体験型、など計六つの項目がありました。現実性や再現性、各々が取り入れたいアイディアなどの観点からグループワークで話し合い、構想のアイディアを絞りこみました。
グループ発表をするメンバー
活動を通して:
王子動物園の竹ツリーイベントの話し合いが本格的に始まってきました。私たち甲南生の構想・希望を地域の事業者の方々が実現に向けて協力をして頂いています。今回のイベントは私たちの活動の中でも最も大きいイベントの一つです。イベントを通して、放置竹林問題の認知の拡大、環境問題を知っていただくきっかけとなれるように今後も尽力していきます。楽しみにしてください!
(文学部3年 辻堂成章)