甲南大学ではSDGs実践プロジェクトの一環として放置竹林問題に取り組んでいます。今回は、神戸市で里山の環境整備に取り組んでおられる神付・産土の森の会の皆様と一緒に活動をさせていただきました。
日程:2023年11月12日(日)
8:30 三宮駅集合 バス出発
10:00~15:30 竹チップ作り
16:00~17:00 ミーティング
~18:00 三宮解散
場所:神戸市北区大沢町神付・産土の森
参加者:学生6名
学外協力・参加者:神付・産土の森の会、読売テレビエンタープライズ
*地域プロジェクト「SDGs実践プロジェクト~放置竹林問題を考える~」
(担当:久保はるか)
活動の流れ
今後の竹ペレット制作のために、神付・産土の森で竹を伐採させていただき、竹チッパーでチップに加工させていただきました。途中、神付・産土の森の会の方から、神付・産土の森の歴史や森がどのようにして竹林になっていったのか、という非常に有意義な話を聞くことができました。
↑ 竹チップをつくる機会 ↑ 完成した竹チップ
私たちの活動終了後は神付・産土の森の会の皆様の手伝いをしました。奥に積まれた竹を道沿いにまで出してきたり、実際に竹チッパーで竹を粉砕させていただいたりしました。素材の竹の色によって、竹チップの色が変わったり、水分量の違いでチップが排出される距離が違ったり、やってみて初めて気づく事が多かったです。
採取した竹チップは協力して下さっている企業へ送られました。 今後も竹ペレット製品のふるさと納税の返礼品化を目指し、励んでまいります。
↑ 機会に竹を入れている様子 ↑竹をバケツリレーで運んでいる様子
↑ 集合写真
活動を通して
今回は、神付・産土の森の会の方々の活動に参加させていただきました。里山は人が歩けるようにしっかり整備されていました。しかし、人が手入れしなくなると、様々な植物が繁茂し、暗い荒れた森になってしまうそうです。神付・産土の会の皆さんは、森を守るためのコミュニティとして形成され、明るい里山を目指して活動されています。今回の活動で私たちも放置竹林問題を通して、環境問題について考えていき、様々な人に問題を知ってもらえるように取り組んでいきたいと思いました。
(経済学部2年吉田拓未、経営学部3年下山翔矢)