甲南大学ではSDGs実践プロジェクトの一環として放置竹林問題に取り組んでいます。その活動の一つとして、王子動物園での竹ツリーイベントが計画されています。今回の活動では、ツリー製作のための竹伐採やワークショップについての話し合いを行いました。
*地域プロジェクト「SDGs 実践プロジェクト〜放置付林問題を考える〜」
(担当:久保はるか)
日程:2023年10月28日 (土)
時刻:10時- 19時頃
場所:神戸市北区長尾町上津 Imayama
参加人数:甲南大学・学生9名+教員
J:COMウェスト神戸芦屋局、設計事務所・株式会社MuFF、一十土
内容:午前 竹伐採、竹の枝ばらい
午後 ①ミーティング ②竹伐採、竹の枝ばらい ③竹の油抜き
【活動報告】
午前中、私たちは王子動物園で催される、竹ツリーイベントのための竹刈りを行いました。竹を伐採する方と、竹の枝ばらいをする方に分かれて作業を行いました。約80本の竹を伐採しました。
午後は、引き続き竹の伐採を行い、ワークショップなどで使用する竹灯籠のための竹の油抜きやカット、王子動物園で行うワークショップについて話し合いました。
竹の油抜きでは、焚き火の上に竹を浮かせ、竹全体に火が行き届くように竹を回し、スライドさせながら油抜きをしました。油抜き前と油抜き後では、竹の見栄えがまったく違い、油抜きを行う事で竹に艶が出て、とても綺麗な竹になりました。
話し合いでは、王子動物園で行われるワークショップについて関係者様からアドバイスを頂いたり、情報交換を行いました。内容としましては、ワークショップにおいての参加人数の上限や1人当たりの作業時間などのアドバイスを頂きました。
活動を通じて:
7月頃から活動していた王子動物園の竹ツリーイベントが間近になってきました。たくさんの活動を重ね、多くの関係者様に支えられながら、ツリーの設計やワークショップの内容など、現実的なものになってきていることを実感し、とても嬉しく思いました。今回のイベントを通じて、たくさんの人に放置竹林問題について知ってさもらい、少しでも環境問題の改善に繋げれるよう、これからも最善を尽くして頑張っていきたいと思います。また、竹ツリーイベントでは、竹を使ったワークショップや、竹の枝を使ったクリスマスツリーが予定されています。どんな竹ツリーができるのか、どうぞ楽しみにお待ちください。
(経済1回生 前田佳名子)