
2026年2月22日に甲南大学生3名が、本山第二小学校区防災福祉コミュニティおよび神戸市東灘区役所による合同の「東灘区総合防災訓練」に参加しました。当日は晴天に恵まれ、約200名の参加者が本山第二小学校のグランドに参集しました。
訓練では、避難者の受け入れや登録のシミュレーション、地震体験車「ゆれるん」の体験、水消火器訓練などさまざまな取り組みが実施されました。なかでも消防局提供の「煙体験ハウス」では、煙で視界が限られるなかで空間を脱出するという疑似体験を経験しました。煙が無害だと頭では理解していても、実際に視界が遮られたなかで歩くのは、かなり難しいことを学びました。

甲南大学生が来場者に避難所生活にまつわるクイズを説明(2026年2月22日撮影)
甲南大学では、避難所生活で過去に起こった困ったことのエピソードをもとに大学生がクイズを作成し、来場者に問題に挑戦していただきました。簡単な仕掛けですが、文字の大きさや問題と解答の示し方など、大学生が色々と話し合って作成しました。また、体験コーナーでは、簡易のマスクづくり体験を実施しました。これは、キッチンペーパー1~2枚、輪ゴム4本で簡単にマスクを作成するものです。当事者は小学生や中学生の参加者も多く、5分程度で作成できるため、多くの来場者に体験していただきました。ワークショップに参加した人からは「意外に簡単にできるものですね」との感想を得ました。発案者の甲南大学生は、「誰でも簡単に作成することができるので、ぜひ一度体験してみてほしい」と話していました。

マスクづくり体験に参加する小学生(2026年2月22日撮影)
最後は、炊き出し訓練として地域の皆さんが手作りされた豚汁をごちそうになりました。お土産としていただいたトイレの凝固剤も一度使ってみることが重要だと考えています。大学生が地域のみなさんと一緒に活動する貴重な機会となりました。

炊き出し訓練の豚汁をごちそうになりました(2026年2月22日撮影)
文・岡村こず恵(甲南大学全学共通教育センター特任准教授)