2025年2月26日(水)、甲南大学 岡本キャンパス iCommons L4にて、2024年度「地域と繋がる活動助成金」について、参加学生が約半年に渡る期間で取り組まれた活動内容を報告する「成果報告会」を開催いたしました。
2015年からスタートし、今年で10年目を迎えた本プロジェクトは、学生の皆さんによる自律的な地域連携活動を推進することを目的としており、また、地域で活動する団体と連携しながら課題解決に取り組む事業を支援することで、課題発見力の向上など地域社会に貢献する人材育成を目指したプロジェクトになります。
2024年度は昨年同様、4月中旬~5月下旬の一次募集を始めに、後期から活動を始めたいという学生にもチャンスを与えれるよう2次募集の期間を7月~10月末まで設け、毎月末日の17:00を募集締切とし、随時選考を行いました。結果、申請数は計11件の応募があり、書類選考・プレゼンテーション選考を通して以下の7団体が採択されました。
<採択団体>
・Oneミーム
脱スマホにつながる取り組みをテーマに、多世代・多文化の方を対象としたイベントの実施
・加古川を広めようの会
加古川市の特産品を広めるため地域イベント出展やアンケート調査を実施
・こーなんやさいくる!
地域の子どもと料理をし、野菜の廃棄部分を再利用して作品をつくるイベントを実施
・HaBiT
神戸市の小学生の運動習慣形成を目的としたアンケート調査とイベント実施
・ムスリム・フレンドリー甲南
阪神地域におけるムスリム観光客支援のためのパンフレット作成に向けた活動を実施
・兵庫魅力探検隊
兵庫県の新たな魅力を発見できるツアーの企画提案、記事の執筆、イベントなどを実施
・ACT地域広報グループ
東灘区のショッピングセンターと協力し、地域の子供向けのクリスマスイベントの実施
成果報告会は、より多くの学生・学内関係者や地域の皆様に活動内容を知っていただくことを目的に公開形式で開催し、7団体それぞれが計画・実施した活動についての報告と、学長補佐で社会連携機構長兼地域連携センター所長の阿部先生、副学長で学生支援機構長兼学生生活支援センター所長の渡邉先生、社会連携機構事務室課長の3名から質疑応答を行いました。全体で行ったことで、自団体の活動の振り返りで終わるのではなく、活動してみての気付きや改善点等を共有することで、次の活動に繋がる学びになったのではと思います。
この場を借りて、学生の活動にご協力いただいた全ての協力企業・団体の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
<成果報告会の様子>
※本プロジェクトはKONANプレミア・プロジェクト「地域と繋がる学生活動支援プロジェク
ト」の一環としての取り組みです。