6. 電子コンテンツの使い方②
6-1 データベースを使う
よく使う電子コンテンツは「電子図書館」にまとめていますが、データベースは「情報検索データベース」の一覧からアクセスができます。
図書館ホームページのトップページで検索窓下にある「データベース」のボタンを押してください。
または、上部のメニュー(スマホの場合は、上部の「三MENU」を押すとメニューが展開します)から、「蔵書検索・情報検索」を選択、「情報検索データベース」にアクセスしてください。
6-2 ≪実習≫新聞記事データベースを使う
「情報検索データベース」から「新聞・新聞記事データベース」を選択してください。
今回は、読売新聞の新聞記事データベース『ヨミダス歴史館』を使ってみましょう。
新聞記事は新聞社のサイトで部分的に読めたり購入したりできる記事もありますが、甲南大学が購入しているデータベースを使うと、学生・教職員は無料で全文を読むことができます。
自宅から受講している方は、VPN接続を接続してからアクセスしてください。
【課題2】 『ヨミダス歴史館』で、「東京オリンピック」について調べる。
- 上部に表示されている検索窓は、横断検索用です。今回は、「平成・令和」のタブに切り替えて、タブの下に表示されている検索窓に、「東京オリンピック」と入力して検索してください。
- 検索結果は記事の日付の新しい順に並びます。
- 読みたい記事をクリックすると、記事本文を読むことができます。
- 「紙面はこちら」の画像をクリックすると、記事のイメージがPDFで開きます。
- 『ヨミダス歴史館』は1874年の創刊号から記事検索ができるため、明治・大正・昭和のタブに切り替えて検索すると、1930年代のオリンピック招致活動や、1964年の東京オリンピックの記事が検索できます。
- 日付でも検索できるので、自分の生まれた日のニュースを調べてみましょう。
- 他にも、思いつくキーワードなどで何回か検索し、操作に慣れてください。
★『ヨミダス歴史館』を使い終わったら、必ず「ログアウト」ボタンを押してください。
スマホで利用している場合は、右上のメニューボタンの中に「ログアウト」があります。
データベースの多くは、同時にアクセスできる人数に制限があるので、ボタンがあるものは必ず「ログアウト」してください。
利用者数の上限を超えているというエラーでアクセスができなかったときは、少し待ってから再度アクセスしてください。
データベースにアクセスができなかった場合は、以下の動画を見てください。
同じ事件でも取り上げ方は「新聞」によって異なるので、「比べてみる」のが大事です。できる方は他のデータベースにもアクセスしてみてください。
国内だけでなく、海外の新聞と比べるのもいい方法です。
「新聞・新聞記事データベース」にある『The Wall Street Journal電子版』は、英語版と中国語版と日本語版が利用できるので、特に語学力を鍛えたい方は積極的に使ってみてください。
「>詳細」ページからアカウントが作成できます。(自分のアカウントでログインする方式なので、VPN接続は不要です)
6-3 ≪実習≫オンライン辞書・事典データベースを使う
「情報検索データベース」に戻って、「オンライン百科事典・辞書・便覧」を選択してください。
①オンライン百科事典『ジャパンナレッジ』を使ってみる
『ジャパンナレッジ』は、日本の辞書・事典を横断検索できるデータベースです。
『日本大百科全書』や『日本国語大辞典』といった大型の辞典類の他にも、各分野の専門用語集が利用できます。また、『東洋文庫』や『新編日本古典文学全集』等の基本的な古典が収録されている叢書や『日本統計年鑑』などの統計書も収録されています。
電子書籍は画面上部の「本棚」をクリックするか、個別検索のメニューから検索して利用できます。
※同時アクセス数に制限があるデータベースです。利用ができないときは少し待ってからアクセスしてください。
【課題3】 ジャパンナレッジで「さくさく」という言葉と、「ねうねう」という言葉について調べてください。
検索窓にキーワードを入れて検索すると、いろいろな辞書・事典のキーワードに関する項目が表示されます。検索窓の左にある「見出し」を「全文」に切り替えると、本文にキーワードが含まれる項目が全てヒットします。見出し検索ではヒットしない言葉でも、全文検索ならヒットするかもしれません。
★利用が終了したら、右上のボタンから「ログアウト」してください。
②ブリタニカ・オンライン・ジャパンを使ってみる
「オンライン百科事典・辞書・便覧」のページに戻って、次は国際百科事典を使ってみましょう。日本の百科事典とは収録内容が異なります。
『ブリタニカ・オンライン・ジャパン』では、日本語版の『ブリタニカ国際大百科事典』と英語版の『Encyclopaedia Britannica』を検索できます。
日本語版の記事ページから、英語版 の記事へリンクできます。
【課題4】 ブリタニカ・オンライン・ジャパンで「言語」について調べてください。
検索窓に「言語」と入れて検索すると、まず簡潔に事項を検索できる「小項目事典」の検索結果が表示されます。左側のメニューからより詳しい「大項目事典」に切り替えてみてください。言語学の歴史から言語学に関わりのある分野までまとめて知ることができます。(ただし、大項目は「大きな」事項しかヒットしません)
言語と方言とにどんな関係があるのか、言語学の歴史の項目を少し読んでみましょう。
左側のメニューバーか、項目の解説最終ページの下部に「ブリタニカ・オンラインの関連項目へ」というリンクが表示される場合は、国際版の『Encyclopaedia Britannica』の該当項目へリンクできます。(ブラウザによってリンクが表示される場所が異なるので、画面をよく探してください。トップページから「ブリタニカ・オンライン」へ移動することもできます)国際版は、日本語版より詳細で、写真や動画も収録されています。
★利用が終了したら、画面を閉じてください。(ログアウトボタンはありません。)
※冊子体の辞書・事典は図書館2階参考図書コーナーにあります。
オンライン化されていない専門事典もたくさんあるので、調べものに活用してください。
6-4 そのほかのデータベース
他にも、就活で利用できるビジネス情報のデータベースなど、有用なデータベースがたくさんあります。各データベースの「詳細」をクリックすると、収録されている情報についての案内を確認できます。
アクセス範囲に、「学内」と表記されているデータベースは、konan-netに接続された端末からアクセスしてください。「VPN」と表記されているデータベースは、VPN接続を使って学外からもアクセスできるデータベースです。
データベースの使い方が分からないときや、欲しいデータが見つからないときは、図書館2階ヘルプデスクか、お問い合わせフォームからご相談ください。
★実習が終了したらVPN接続は「切断」してください。
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