国際シンポジウム「FIBER International Summit for Nucleic Acids 2023(FISNA 2023)」を開催いたしました。

本拠点形成事業に関する取り組みの一環として、国際シンポジウム「FIBER International Summit for Nucleic Acids 2023(FISNA 2023)」を開催いたしました。

本シンポジウムは本研究拠点形成事業に参加する各拠点における研究成果報告と、拠点間の交流による研究活動の進展を目的として開催しました。スロベニア側拠点からはJanez Plavec教授、英国側拠点からはJohn Brazier准教授、イタリア側拠点からはSara Richter教授に研究の進捗をご講演いただきました。日本側拠点からは、甲南大学FIBERのGhosh Saptarshi博士および、名古屋大学の夏目敦至 教授が講演いたしました。さらに米国およびインド側拠点からはオンラインでDas Subha准教授とSudipta Bhowmik准教授にご講演いただきました。本シンポジウムでは、本研究拠点形成事業のメンバー以外からも、理学、工学および薬学を専門として核酸化学研究を展開する国内外の第一線の研究者をお迎えし、合計11名の研究者から最新の研究成果についてご講演いただきました。講演会では、活発な討論が行われ、本研究拠点形成事業の研究ネットワークをさらに強固にすることができました。また、若手研究者向けにPoster Sessionを企画し、優れた発表に対してFISNA2023 Outstanding Poster Award（学生・博士研究員対象）を授与するなど若手研究者の国際的な研究交流を促進および奨励いたしました。

●日 時：2023年7月18日(火)　10:00-16:00 　　　　　　　　
　　　 　　 　　 7月19日(水)　10:00-16:00 　　　　　　　　
　　　 　　 　 　7月20日(木)　10:00-14:00
●会 場：甲南大学ポートアイランドキャンパス 　7階レクチャーホール
●開催形式： Zoomによるオンライン配信とのハイブリッド
●言語：英語