神戸に新たな風を巻き起こせ!
学生が「ふるさと納税」返礼品を提案
学生が「ふるさと納税」返礼品を提案
2022年も残すところあと1ヶ月。みなさんはもう、今年の「ふるさと納税」はお済みでしょうか?(昨年度の『まだ間に合う「ふるさと納税」』の記事はこちら)
今年度、甲南大学経営学部でマーケティング論を専攻する西村順二研究室3年ゼミの19名の学生が、神戸市と連携し、「ふるさと納税」の返礼品を選定しました。今回は本プロジェクトのリーダーである山本真緒さん、阿南美桜さん、増田桜子さん(3名ともに経営学部経営学科・3年))にお話を伺いながら、その取り組み内容をご紹介します!
プロジェクトの始まりは神戸市の依頼から
「ふるさと納税」の認知を広げ、学生自身にも制度を身近に感じてもらおうと、神戸市が西村順二教授に協力を依頼。2・3・4年西村ゼミの中で、西村教授の判断で3年生が共同研究を担当することとなりました。
西村ゼミでは、まず「ふるさと納税」の仕組みを学び、経営学部の授業やゼミ活動で学んだマーケティング論の手法も使いながら、「ふるさと納税」をおこなっている人の属性を調査したそうです。
そこから、返礼品のコンセプトを「SDGs」と「ノスタルジー(過去を懐かしむこと)」に絞り、ターゲットを「若年層」に決めました。
ターゲットを決めるにあたってもかなりの時間をかけて分析をおこない、結果として「ふるさと納税」に関心が高いとされている「若年層」をターゲットにしました。
岡本キャンパスで議論をおこなっている様子(右:テレビ局の取材も受けました)
コンセプトの「SDGs」と「ノスタルジー」にはどのような思いが込められているのでしょうか?
2つのコンセプトを掲げ、返礼品の選定へ
候補の商品が決まったら、事業者との交渉へ!
事業者のもとを訪問している様子
でも、事業者のみなさんが笑顔で話を聞いてくださったので、徐々に緊張もほぐれて、しっかりと提案をおこなうことができました。
交渉の結果、若い世代の視点とアイデアを評価いただき、
8つの返礼品が決定しました!
最後に、今回のプロジェクトを通して成長したことや返礼品をどのような人に手に取ってもらいたいか、今の思いを教えてください!
私自身、地元を離れて生活をするなかで、地元への愛着が増していることが、「ノスタルジー」というコンセプトの提案につながりました。神戸市に思いのある人が、「ふるさと納税」で寄付をしてくださったら、とても嬉しいです。
最後になりますが、ゼミの仲間と協力しながら、多角的な視点で返礼品を選定でき、かけがえのない経験となりました。
山本さん、阿南さん、増田さんのお話を聞き、
今回のプロジェクトの充実度が伝わってきました!
西村ゼミのみなさん、お疲れ様でした。
読者のみなさまは、
ぜひこの機会に神戸市への「ふるさと納税」もご検討ください♩
関連リンク
神戸市のホームページにて、『テーマは「SDGs」と「ノスタルジー」甲南大学経営学部の西村ゼミの皆さんと一緒にふるさと納税の返礼品を開拓しました!』の記事が公開されています。
甲南大学を応援できる!「KOBE学生サポート 市内大学等応援助成」
神戸市に「ふるさと納税」をしていただく際に、使い道として「未来の神戸づくりに向けた大学等応援助成」を選択の上、甲南大学を指定いただくと、納税額から返礼品の経費を除く金額の7割から9割を本学の事業経費に活用することができます。本学の事業支援にご理解、ご協力をいただけましたら幸いです。
※「ふるさと納税」での税額控除については、他の控除との併用有無や寄付のタイミングなどにより、注意点が異なります。「ふるさと納税」をされる際は、必ず総務省のHPをご確認ください。