8. インターネット情報
8-1 インターネット情報を使うときは
インターネット上にも有用な情報は沢山あり、もちろんレポートや論文、発表資料にも利用できます。SNSも安全性を意識して、上手に利用するととても便利で有用です。
ここまでにご紹介した新聞記事やビジネス雑誌の記事も、インターネットで公開されていることがありますし、インターネット限定の記事もあります。ただし、最近は誰もが雑誌社などに記事を投稿できるようになっているため、根拠のはっきりしない情報や誤った見解が含まれていることもあります。
また、Googleの検索結果やネットニュースなどは、検索する端末の閲覧履歴や検索している場所の情報を元に自動的に選別されています。表示されている情報は、「自分好み」に偏っていることも意識しておきましょう。
インターネットに限らず、
①だれが発信した情報か、
②情報源は確かか、
③最新の情報か、
を常に確認し、冷静に多角的に検証して、信頼できる情報かどうか、よく考えてみましょう。
もちろん、検証には本や雑誌、新聞なども利用し、教員など知見のある人にも相談してください。
8-2 ≪実習≫Googleを使った情報検索
Google検索をした時に、どんな情報がヒットするか試してみましょう。
【課題5】 Googleで「平生釟三郎(ひらおはちさぶろう)」をキーワードに検索して、どのような情報がヒットするか確認してください。
「釟」の字の入力は少し難しいですが、ひらがなで検索したり、「平生八三郎」で検索してもある程度ヒットします。Googleでは、よく似た文字列も含めて検索(あいまい検索)できますが、他のデータベースでは間違ったキーワードではヒットしないことが多いので注意してください。
もちろん、Googleでも正しいキーワードで検索したほうが、より精度の高い検索を行うことができます。
ヒットする情報の例を「情報探索ガイド」のp.25で解説しています。
ちょっとした検索のコツもご紹介しているので、確認してください。