8.学外の図書館とデジタルアーカイブ
甲南大学図書館以外にも、利用できる図書館はたくさんあります。
また、著作権の保護期間が経過した資料や、博物館の所蔵している資料がデジタルアーカイブで公開されています。
8-1. 学外図書館いろいろ
公共図書館や国立国会図書館、他大学図書館、企業図書館など、利用できる図書館はたくさんあります。
各図書館の蔵書検索システムを横断検索できるサービスなどで、所蔵状況を確認しましょう。
- 『CiNii Books』
全国の大学図書館の蔵書を検索できます - 『カーリル』
地域の公共図書館の蔵書をまとめて検索できます - 『国立国会図書館サーチ』
国立国会図書館と、主な公共図書館の蔵書がまとめて検索できます。
協定校図書館
神戸薬科大学図書館と甲南女子大学図書館は、直接訪問して利用できます(閲覧・複写)。遠方ですが、兵庫教育大学附属図書館・学習院大学図書館・成蹊大学図書館・成城大学図書館・武蔵大学図書館も直接訪問できます。訪問する際は、必ず学生証を携帯してください。なお、甲南女子大学はスクールバスを利用できます。
他大学図書館
学生証を持参すれば利用できる図書館もありますが、ほとんどの図書館では事前調査と紹介状が必要です。
予め図書館2階ヘルプデスクにご相談ください。
公共図書館
住んでいる地域だけでなく、神戸市立図書館も利用できます。また、沿線の図書館も利用できることがあります。また、各県の県立図書館や府立図書館には地域資料が充実しています。
国立国会図書館
納本制度により、日本国内で発行された全ての本や雑誌などを所蔵しています。18歳以上であれば誰でも利用でき、利用者登録をすると、文献のコピーを自宅まで取り寄せることもできます。在学中はもちろん、生涯利用できます。
海外の図書館
訪問が難しくても、資料の取り寄せができることもあります。2階ヘルプデスクにご相談ください。
8-2. デジタルアーカイブ
「Archive」は、もともと公文書や記録保管所という意味ですが、現在では、資料をデジタル化して保存・公開することも意味します。
本だけでなく、美術品、地図、映像など、有名なものから身近なものまで、世界中でたくさんの資料がアーカイブされ、公開されています。
代表的なものを、一部だけご紹介します。
国立国会図書館デジタルコレクション
明治期から昭和初期の書籍、雑誌、古典籍、法令関連資料が公開されています。収録冊数がとても多く、歴史的なことを調べるときに重宝します。
通称「デジコレ」。公開範囲が「図書館・個人送信資料」となっているものは、2階ヘルプデスクの専用端末で利用できます。
※国立国会図書館に利用登録すると個人でも利用できます。
ジャパンサーチ
国内のデジタルアーカイブを横断検索できます。
国書データベース(国文学研究資料館)
日本古典籍を検索できるデータベースです。
神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
各大学図書館も、所蔵している稀少資料をデジタルアーカイブで公開しています。
神戸大学付属図書館は、特に、阪神・淡路大震災に関する資料を収集した「震災文庫」が秀逸です。
ちなみに、東日本大震災などの災害関係資料は、国立国会図書館「ひなぎく」で収集されています。
国土地理院
過去から現在までの地図が利用できます。
国立公文書館デジタルアーカイブ
国立公文書館が所蔵する歴史的な資料が利用できます。
近現代日本とアジアに関する歴史資料は、アジア歴史資料センターで利用できます。
Europeana
EUの博物館や図書館などのデジタルアーカイブをまとめて検索できるサイトです。
Hathi Trust Digital Library
書籍を中心としたアーカイブです。『Google ブックス』でも検索できますが、Hathi Trustのサイトの方がより細やかな検索ができます。
Internet Archive
米国を中心とした複数のデジタルアーカイブを横断検索できるサイト。書籍が中心。
青空文庫
著作権の保護期間が経過した小説などがテキスト化されています。
Google ブックス
本の情報が検索できるGoogleのサービス。公開されているデータがあるときは全文を読むことができます。
また、本文を読むことができなくても、本の内容を検索し部分を表示させることができるものもあります。
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