図書館ガイダンス－知能情報学部－ [04/10]

4. 蔵書検索システムの使い方

4-1　≪実習≫蔵書検索システムで本を探す

蔵書検索システムはインターネットで公開しています。図書館の中にも専用の端末がありますが、スマホを利用すると本を探すときに書架まで持っていけるので、とても便利です。

それでは、実際に検索してみましょう。

【課題１】
『ロボットとシンギュラリティ』（木野仁著）という本を検索してください。

以下から、甲南大学図書館　蔵書検索システム（OPAC）にアクセスしてください。
（新しいタブが開きます。）
蔵書検索システム（OPAC）　https://library.konan-u.ac.jp/

書名や著者名をキーワードにして検索
検索結果一覧に探している本が見つかったら、クリックして詳細画面を開く
詳細画面から、本に関する以下の情報を読み取って、メモ用紙にメモする
［本に関する情報］
①書名
②著者名
③出版社
④出版年
［所蔵場所（本がどこにあるか）］
⑤所在
⑥請求番号

検索結果一覧は、出版年の新しい順に並んでいます。
大学図書館には、古い本も、新しい本もあります。そのため、『人工知能☆最前線！』というタイトルの本でも、とても古い本かもしれません。必ず出版年を確認しましょう。
メモした内容は後で使います。スクリーンショットではなく、メモをしてください。

本は、「所在」場所に、請求番号の順で並んでいます。蔵書検索システムの検索結果、所在に表示されている場所（例えば、「図書館 . 1F開架一般」）をクリックすると、館内の地図が表示されます。

『情報探索ガイド』p.1-2のフロアマップを開いてください。

課題１でメモをした本の所在情報を確認すると、この本は、「図書館」の「1F開架一般」の「548.3//2144」にあります。
図書館の本は入り口から奥に向かって000から順に並んでいます。「548.3//2144」の本は、入口からずっと奥、階段の前あたりの書架にあることが分かります。

『情報探索ガイド』のp.1-3に、「NDC日本十進分類法」の表があります。この分類表の番号が、「請求番号」です。
この分類表は、日本に図書館ができた頃から、改訂されながら使われ続けています。
皆さんが学ぶ「情報学」や「コンピュータテクノロジー」といった新しい分野の本は、後から分類表に付け足されたために、ちょっと変わった場所に分散されて並んでいます。

情報学、情報科学、人工知能、AIなど　→→　007 情報学　（入口近くの一番端の棚）
数学　→→　410 数学　（コピー機の少し奥、自然科学の本の棚）
コンピュータ、ロボット、テクノロジー　→→　540 電気工学　（１階の一番奥、階段近くの棚）
インターネット、情報通信、スマートフォン　→→　690 通信事業　（２階ヘルプデスク前の棚）

他にも、「認知」に関する本が心理学分野（140,360)の棚にあったり、「画像認識」や「音声認識」の本が芸術分野(700)にあったり、「言語解析」は言語分野(800)にあることもあります。
蔵書検索システムの検索結果を確認しながら、いろいろな書架を探してください。

4-2　予約・遠隔地キャンパスからの取り寄せ（『MyLibrary』を利用する①）

検索結果で、貸出中と表示された本は予約ができます。また、他キャンパスに所蔵されている本は、取り寄せることもできます。
希望する場合は、検索結果の「予約・請求」ボタンを押し、「受取希望館」を選択して、「予約」します。（取り寄せも、「予約」ボタンです）

※他の人が予約している本、自分が借りている本、研究室所蔵の本は予約できません。

西宮キャンパスのメディアセンターとポートアイランドキャンパス図書室は、直接訪問もできます。受付時間・受付方法が異なりますので、訪問前に利用案内を確認してください。
そのほかの学部共同図書室・研究室の本については、２階ヘルプデスクに相談してください。
＞利用案内：CUBEメディアセンター・ポートアイランドキャンパス図書室・学部共同図書室