KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『推し本キャッチコピー化計画』

KONAN ライブラリ サーティフィケイト 学生企画
『推し本キャッチコピー化計画』

 

やっぱり本は、帯とキャッチコピーに惹かれる!

 

今、図書館では、あなたの推したい本のキャッチコピーや、帯デザインを募集しています。
あなたの言葉で、誰かがその本を手に取るかもしれません。

上手く思いつかない方は、推したい本の書名と著者名だけでもぜひ、教えてください。こちらでピッタリのキャッチコピーを考えます。

デザインが好きな方は、ぜひ帯を自由に作成してみてください。テンプレートも配布しています。
詳しくはこのページの下にあるファイルをご確認ください。

募集期間は2025年8月31日までです。
皆様のご応募お待ちしております。ご応募はこちらから

手書きで帯を作成される場合は図書館カフェにテンプレートを置いていますのでご利用ください。

 

西宮キャンパス、ポートアイランドキャンパスにも設置していますので、どなたでもお気軽にご参加ください!

 

 

 

 

 

企画者: 文学部4年生 I

足立泰美(経済学部)『地方公営企業の経済学』

■『地方公営企業の経済学
大阪公立大学出版会 , 2025.3
■ ISBN  9784909933881

■ 請求記号 335.71//2001
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者  足立泰美(経済学部)著

<自著紹介>
2024年、八潮市で道路が“消えた”日──それは老朽インフラと制度の死角が露呈した象徴的な瞬間でした。本書は、財政難・人材不足・ガバナンスの課題に経済学の視点で迫り、地方公営企業の再設計を通じて、インフラの未来にどう向き合うべきかを問います。

[藤棚ONLINE]文学部・北川恵先生推薦『発達の扉』

図書館報『藤棚ONLINE』
文学部・北川恵先生推薦より

 夢をもって何かに挑戦しても、そんな簡単には出来ない。だからこそ、周囲に支えられて、出来たときの喜びは大きい。皆さんにもそういった経験があると思います。子どもの発達はそういうプロセスの連続と理解できます。

 『発達の扉(上)』は、子どもが身近な人との関わりのなかで、自らが主人公となって成長する様子が述べられています。発達の原動力は、子どもが「自分も~したい」「できるようになりたい」という願いをもつことです。「~したい、けれどもできない」という前向きな葛藤を大人に支え励まされ、「できるようになる」経験によって、次なる挑戦への「心のバネ」が育まれます。本書には、0歳から6歳の子どもたちの生き生きした写真がたくさん掲載されていて、いつしか読者も発達の主人公を生きる子どもの応援者の気持ちになることと思います。

 子どもに関心があっても、接する機会が限られている人が多いと思います。本書で発達の原点に触れていただくと、人は生涯にわたって関係性のなかで自分の力を発揮できるので、今を頑張る自分へのヒントになることもあるかもしれません。

 障害をもつ子どもの発達の歩みに関心がある人は『発達の扉(下)』もご覧ください。

北川恵(文学部)『アタッチメントを学ぼう : エピソードでつなぐ関係性の理解と支援』

■『アタッチメントを学ぼう : エピソードでつなぐ関係性の理解と支援
日本評論社 , 2025.4
■ 請求記号 143//2143
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 北川恵(文学部)著

<自著紹介>
自分だけでは対処できない危機や怖れに際して、信頼できる他者との関係を通して安全と安心を得ようとする「アタッチメント」は基本的欲求です。「助けて」とまっすぐに言いにくいときでも、気にかけて寄り添ってくれる人がいると支えられます。生涯にわたるアタッチメントの研究知見をわかりやすく伝えるとともに、その視点を支援の現場や日常生活に応用するために、多くのエピソードを添えて解説しています。

エントランス展示「紙幣の肖像」

 昨年7月3日、新紙幣が発効されました。新紙幣の肖像に選ばれたのは日本初の国立銀行を設立した「近代資本主義の父」と言われる「渋沢栄一」を始め、「津田梅子」「北里柴三郎」の3名。当初は違和感のあったキラキラの新紙幣も、見慣れてきたのではないかと思います。

 さて、そんな新紙幣発行を記念して、エントランス展示を「紙幣の肖像」と題して更新しました。 今回の展示では、紙幣の肖像画に採用された「人物」に焦点を当てて紹介しています。 明治以降、日本で発行されてきた紙幣にはどんな人物の肖像画が使われてきたのでしょうか。

 明治時代の神功皇后や菅原道真から令和の新紙幣の人物まで、紙幣に採用された人物の紹介と採用された経緯、執筆した本などを展示しています。

  経済史に興味がある方も、経済史には興味がなくてもお金には興味がある方も、 図書館にお寄りの際にはぜひエントランス展示もご覧ください!

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戸邉優美(文学部)『特別展 : はたらく装いのフォークロア』

■『特別展 : はたらく装いのフォークロア
埼玉県立歴史と民俗の博物館 , 2025.3
■ 請求記号 383.1//2133
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 埼玉県立歴史と民俗の博物館編集(戸邉優美(文学部))

<自著紹介>
はたらくことは、生きること。四方を海に囲まれ、豊かな山林や肥沃な大地に抱かれた日本では、人々は様々な環境で農耕、狩猟、漁撈などに励んできました。その際に身に着けた衣服や用具からは、はたらくための実用的な工夫や美意識を見ることができます。
この本は、令和7年に埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催した特別展「はたらく装いのフォークロア」の展示図録で、「田畑×仕事着」「山×仕事着」「海×仕事着」「仕事×晴れ着」の4つの切り口から、国指定重要有形民俗文化財を中心とした実際の資料をとおして、各地に伝えられてきたはたらく装いについて紹介しています。仕事着のことはもちろん、たくさんの民俗資料を博物館が収集保管することの意義についても考えてもらえると嬉しいです。