所長挨拶
総合研究所 所長あいさつ
甲南大学は文系から理系まで8学部1学環4研究科を擁する総合大学でありながら、教員数250名、学生数9000名程度のミディアムサイズの大学です。甲南学園100年の歴史を通して、この中規模大学という特徴を活かし、人文科学・社会科学・自然科学という学問の垣根を超えた、総合的・学際的研究を指向するという学風を育ててきました。総合研究所は、こうした学風を受けつぎ発展させるとともに、社会に還元することを目指して1984年5月に設立、発足しました。
研究所の目的は、諸科学の既成の枠組みにとらわれず、学際的あるいは分野融合的な発想にもとづく斬新な研究テーマを創出・推進し、社会に還元できる成果を発信することにあります。そのために、毎年いくつかの研究テーマを公募ないし企画し、学部・学科の壁を越えた共同研究を組織し、研究成果を「研究叢書」として公刊しています。また、今後はこうした学部横断的な研究の取り組みだけでなく、個人による研究成果の創出に向けての体制整備も行う予定にしています。こうした甲南大学の研究を知っていただく機会として、広く地域住民の方々にも参加していただける「公開講演会」を開催しています。
これらの総合研究所の活動内容は、年二回発行している「総合研究所所報」にくわしく掲載しています。是非ご支援、ご注目をよろしくお願いいたします。
委員の紹介
令和4年度より、総合研究所所長には、三上和彦・経営学部教授が就任することになりました。
また、令和6年度総合研究所委員会の各学部選出委員として、佐伯暁子教授(文学部)、市田正夫教授(理工学部)、宮本舞講師(経済学部)、桑岡和久教授(法学部)、尾形真実哉教授(経営学部)、永田亮准教授(知能情報学部)、伊藤健顕准教授(マネジメント創造学部)、甲元一也教授(フロンティアサイエンス学部)、定金浩一教授(全学共通教育センター)が選出されました。