大学企画展:2018年度 森太三展「転用と配列」

 ギャルリー・パンセ大学企画展
2018年度 森太三展「転用と配列」
2018年9月18日(火)~10月20日(土)会期中無休

甲南大学では毎年、国内外で活躍している作家による展覧会を行っています。この展覧会の企画・運営は、博物館実習生が中心となって取り組んでいます。今年は、関西を中心に数多くの個展やグループ展で精力的な活動を続ける美術作家の森太三(もり・たいぞう)氏をお招きし、展覧会を開催いたします。
森太三氏は、粘土や紙、木材など、私たちの身近にある素材に手を加えて空間に配置することで、その空間の印象を一変させる作品を多く手がけてきました。執拗に、丁寧な手作業で加工された作品は、そこに費やされた膨大な時間と、それにも拘わらず原材料の風合いを絶妙に残した繊細な質感で、鑑賞者を異質な空間の体験へと導きます。今回の展示では、淡く彩色された木片を組み合わせたレリーフ状の作品と、空を撮影した様々な写真の断片をちりばめた作品を展示します。明るい光が溢れるギャルリー・パンセの空間は、森太三氏の作品によって大きく印象を変えることになるでしょう。

 

■関連イベント
トークイベント「つくり続ける日常」
10月14日(日)14:00~16:00
ゲスト 森 太三(出展作家)
堀尾 貞治(現代美術家)
聞き手 服部 正(甲南大学文学部)
会場 甲南大学5号館511教室(ギャラリー横)
聴講無料・予約不要
2018大学企画展チラシ

 

 

森太三《Sky chart》2018年(部分)

森太三《転用と配置》2017-2018年(部分)

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