甲南大学国際交流センターは、「世界に通用する人物たれ」という建学の精神にふさわしい研究教育環境をサポートし、海外との学術、文化、スポーツ等の交流に必要な教育、研究、調査及びこれに付随する業務を行うことを目的としています。
その前身は1976年発足の「甲南・イリノイセンター」に遡り、イリノイ大学を中心とするイリノイ・コンソーシアムと共同で「甲南大学イヤー・イン・ジャパンプログラム(Konan University Year-in-Japan Program)」の運営を行っています。1990年にセンターは本学の教育研究並びに学習における国際交流を促進するために、現「甲南大学国際交流センター」として生まれ変わりました。
以来、送り出しプログラムとしては、交換協定校への長期留学プログラム(「交換留学」)、中長期語学留学プログラム(「奨励留学」)、語学留学と交換留学のハイブリッド・プログラム(「語学プラス交換留学」)、短期留学体験型集中科目(「エリアスタディーズ」)の計画・実施、留学生との交流会やイベントの企画、国際的研究者の講演会の主催やサポート等、学内外でのさまざまな国際交流の機会を提供しています。
受け入れプログラムとしては、前述した「Konan University Year-in-Japan Program」を2022年からはハワイ大学を中心とする米国のコンソーシアムと共催しており、毎年40~50名の欧米圏の学生が長期留学生として甲南大学を訪れ、日本語や「ジャパンスタディーズ」と呼ばれる専門科目を履修しています。国際交流センターではこれら留学生のサポートおよび履修科目の提供を行っています。また、アジア圏より一般交換留学生の受け入れを行い、学修アドバイザー制度をベースに様々なサポートや交流機会を提供しております。