ギャルリー・パンセ大学企画展
2017年度 大川誠個展 けったいなものがみたい、永遠に。
2017年9月21日(木)~10月21日(土)
出品施設コメント
2016年春、大川誠は天に召されました。生前の大川は、自らの行き場のない感情をぶつけるようにして制作を続けていました。しかし、そこには負の感情だけでなく、大好きだったものに対する愛やユーモアが込められているように思われます。彼が旅立った今、残された作品たちが彼の代弁者といえるでしょう。
彼の目が、手が、心が何を感じていたのか…作品を介して彼自身の魅力に触れ、皆様の障害者に対する価値観が変容する機会となることを願います。「けったいなものがみたい」。そう、作中に残した彼の見た世界が、いかに優しく、激しく、けったいなものであったか、作品を通して受けとめてもえたらと思います。
アトリエコーナス
■関連イベント
トークイベント「大川誠の世界−その根源にあるもの−」
ゲスト 中津川 浩章(美術家/アートディレクター)
白岩 高子(アトリエコーナス施設長)
聞き手 服部 正(甲南大学文学部)
10月15日(日)午後2 時~午後4 時 甲南大学1号館1-22教室
会場風景