PIXEL STORIES

PIXEL STORIES 03

リーダーの難しさ、
支えとなる存在の大切さ。
どっちも、身に染みた。

吉川 奈瑞菜さん

文学部 社会学科 4年次(2026年度取材時)
兵庫県立西脇高等学校 出身

彩り教育で吉川さんが成長した
5つのSTEP

  1. STEP 01 部活の先輩に誘われ、
    体育会本部の活動に参加。
  2. STEP 02 学外でのイベントの
    統括を任され、大苦戦!
  3. STEP 03 職員のアドバイスで、
    メンバーに役割を分担。
  4. STEP 04 イベント準備は順調に
    進み、当日も大盛況に。
  5. STEP 05 チームワークを活用できる
    リーダーとして成長!

大学での4年間で、何かをやり遂げてみたい。
忙しい挑戦の日々が、そこから始まった。

4年間の大学生活を通じて、何か自分が「頑張った」と胸を張れることをやり遂げたい。そんな想いから、入学してすぐにアメリカンフットボール部のマネージャーになりました。スポーツ部のマネージャー経験はなく、アメフトのルールも知らなかったのですが、だからこそ「新しい挑戦ができる」と感じたんです。入部当初は選手のサポートなどがメインでしたが、だんだん後援会との連携やミーティングといった役割を任せてもらえるように。そして1年次の終わり頃、先輩に声をかけてもらいました。「体育会本部での活動に参加してみない?」と。
体育会本部は、学内の47の体育会団体を取りまとめる学生自治組織です。「大学全体の体育会クラブの活動を盛り上げられるなら」と、私は参加を決意。部活だけでも週4〜6日の活動をしていて、勉強との両立も大変でしたが、挑戦したい気持ちがおさえられず、「全部、手を抜かずに頑張ろう」と、以後はとても忙しく充実した日々を過ごしてきました。
体育会本部では「渉外局長」という役職をいただき、主に毎年開催している学習院大学との「運動競技総合定期戦」に関わる業務に携わっています。そしてもう一つの重要な役割として、昨年12月に開催した「キッズスポーツフェスティバル」では、統括というポジションを担いました。その時の体験が、私にとって最も大きな成長の機会になったのです。

「一人で抱えず、役割分担してみたら?」
職員の方からのアドバイスで、道が拓けた。

キッズスポーツフェスティバルは「六甲アイランドのグラウンドに、甲南大学の体育会の各クラブがブースを設置し、子どもたちにいろいろなスポーツの楽しさを体験してもらう」といった地域貢献イベントです。準備は開催の半年前からスタート。関連部署の職員の方々とのミーティング、チラシやSNSでの広報、各部の代表者との連携、備品購入の確認などなど、仕事量は日に日に増え、忙しすぎて「無理かも」と思ったこともありました。
そんな時、アドバイスをくれたのが、スポーツ強化支援室の松尾さんです。「後輩たちにもっと役割を振れば、自分も楽だし、翌年以降に向けた後輩の育成にも繋がる」と。確かにそうだと思って、以後は役割分担を強く意識しました。人を動かす難しさも感じましたが、単に「これをやって」と頼むのでなく、「なぜその仕事が必要か」や「いつまでに」を明確に伝えることで、納得感や責任感をもって動いてもらえるとわかり、そこからすべてがうまく回り始めたように感じます。そして迎えた当日。子どもたちの笑顔や保護者の方々からの「来年も参加したい」といった反響が、心から「頑張って良かった」という気持ちにさせてくれました。
卒業後は、 誰かの成長をサポートできる仕事に就きたい。リーダーの大変さとサポートの大切さを体感したからこそ、今度は自分が「支える側」になろうと思います。

成長につながる甲南の彩り教育

体育会本部

体育会クラブ47団体をまとめる学生自治組織。
幅広い活動から社会で役立つ実践力も身につく。

体育会本部は、甲南大学の体育会クラブ47団体のまとめ役。30人ほどの学生がメンバーとして参加し、各クラブからの意見や要望を集約しての大学との交渉、学内外での体育会イベントの企画運営などに従事。体育会の発展に向けた、学生主体の自治組織としての多彩な活動を通して、実社会にも通じるマネジメント力やコミュニケーション力などが養われます。

教員・職員インタビュー

スポーツ強化支援室
松尾 美帆

学生自身が「やりたい」と考えて取り組む
課外活動から得られる価値は計り知れない。

コロナ禍を経て、ここ数年、コミュニケーションがあまり得意でない学生が多いように感じます。 そうした学生たちが、課外活動を通じてコミュニケーションの大切さを理解してくれるとうれしいですね。吉川さんも、リーダーとしての責任感から、つい一人で抱え込んでしまう面がありましたが、今回の経験から、人との繋がりや対話の大切さを学び取ってもらえたと思います。学生が自ら「やりたい」と考えて取り組んでいる部活やサークルでは、成果だけでない、その過程から得られる学びの価値が計り知れません。体育会本部には、そうした体育会クラブ同士の繋がりをさらに強める役割を期待し、私たちもそのサポートに全力を尽くします。