PIXEL STORIES

PIXEL STORIES 04

「こんな書道があるんだ」
その楽しさが、
私の殻を破った。

長沼 智己さん

経営学部 経営学科 3年次(2026年度取材時)
福岡大学附属大濠高等学校 出身

彩り教育で長沼さんが成長した
5つのSTEP

  1. STEP 01 パフォーマンスに憧れ、
    「書道部甲墨会」に入部。
  2. STEP 02 お手本通りではない、主体的
    &創造的な書道を体感!
  3. STEP 03 絵本作家と美術部との
    コラボイベントが大成功!
  4. STEP 04 部長になり、「仲間と楽しく
    成長できる場づくり」を率先。
  5. STEP 05 内向的だった自分が「誰か
    のために」頑張れるように!

今まで一人で打ち込んできた書道とは違う、
「仲間と創り上げる楽しさ」がそこにあった。

書道部甲墨会のライブパフォーマンスを初めて見たのは、大学に入ってすぐの新入生歓迎イベント。私が幼稚園の頃から取り組んできた書道とは、まったく違う。その圧倒的な「でかさ」に惹きつけられ、入部を決めました。
部員となって最初に取り組んだのは、書道展に向けた作品づくり。畳半分ほどのサイズの紙に、56文字以上の漢字を書くという、未知の挑戦でした。一枚書き上げるのに30分ほどかかるので、練習にも苦労しましたが、最終的に作品を完成させた時の達成感はものすごく大きかったです。
高校まで通っていた書道教室との違いに驚かされたのは、スケール感だけではありません。「与えられたお手本通りに書く」のではなく、「何を書くか?」から自分自身で考えるといった、主体性や創造性が必要とされるのです。パフォーマンスも、初めて参加した頃はぎこちなかったですが、何度か経験して体が慣れてくると、書く文字や振り付けを考え、みんなと意見を出し合うのが楽しいと感じるようになっていきました。特に印象に残っているのは、商業施設「御影クラッセ」でのイベント。絵本作家の方と美術部と合同でのライブペインティングショーを行い、部の仲間だけでなく、外部のいろいろな人と協力しながら準備や練習を進めてきて、本番も成功し、大勢の来場者の方々に喜んでもらえたのが、すごくうれしかったです。

「誰かの役に立ちたい」という想いを
ずっと持っていた自分に、改めて気づけた。

私はもともと内向的で、書道が好きなのも「一人で無心になれるから」というのが大きな理由でした。でも大学で「仲間と一緒に創り上げる」「多くの人に見てもらう」といった、それまで知らなかった書道の楽しさにふれ、今は人と関わることの大切さを実感しています。
2年次の12月からは部長に選ばれました。最初は「私で大丈夫かな?」と不安でしたが、「先輩たちに教えてもらった書道の楽しさを、後輩たちとも共有していきたい」という気持ちで頑張っています。そのために「やり遂げたという達成感だけでなく、そのなかで自分たちがどう成長できたかを振り返られるようにしよう」と考え、まずメンバー全員にそれぞれ個人目標を設定してもらい、さらに部長の私がチームとしての目標を決めて共有し、これらを達成するための練習計画をみんなで立てました。今は新歓祭のパフォーマンスに向けて週2回の練習を重ねていますが、毎回「今日はここまでできたね」と、個人とチーム、それぞれの目標到達度を確かめながら取り組んでいます。
将来は、経営学部での学びを生かし、メーカーでの営業・企画・事業推進に携わりたい。そういった「誰かの役に立ちたい」という想いが、実はずっと前から自分の中にあったんです。それを前面に打ち出せるようになったのは、書道部甲墨会での活動のおかげだと思います。

成長につながる甲南の彩り教育

文化会書道部 甲墨会

学内外でのパフォーマンスや書道展を通して
楽しみながら仲間と一緒に成長できる部活。

文化会に所属する課外活動団体「書道部甲墨会」では、「全日本高校・大学書道展」などの展示会への作品出展、摂津祭(大学祭)や新歓祭での書道パフォーマンスなどに取り組んでいます。パフォーマンスでは構成や練習スケジュールも自分たちで考えるなど、主体性を持って「楽しむ」ことを重視した活動を通して、部員みんなでの成長をめざしています。

教員・職員インタビュー

学生生活支援センター
川向 香奈

部長としての役割についての相談に応じながら
さらに「学外への発信力」などの成長を支えたい。

文化会クラブの活動をサポートしています。例えば、部長などの幹部になった学生が自分たちの部をしっかり運営できるよう、面談を実施したり、クラブ活動を円滑に運営するための動画資料を提供したり。長沼さんは部長になってから自ら積極的に相談を持ちかけてくれ、1年次の頃と比べ、主体性や行動力の面で著しい成長を感じます。書道部甲墨会は、オープンキャンパスでも迫力あるパフォーマンスで来場者を楽しませてくれる、私たちにとっても頼もしい存在。さらに学外の団体とのコラボなどを通して自らの活動を広く発信していく力を育ててほしいという期待を込め、地域との連携など、機会創出に向けた支援に努めたいと考えています。