PIXEL STORIES

PIXEL STORIES 10

手に入れたのは、
アイデアをゴールまで
持っていく力。

三村 藍衣さん

マネジメント創造学部 マネジメント創造学科
4年次(2026年度取材時)
大阪府立泉北高等学校 出身

彩り教育で三村さんが成長した
5つのSTEP

  1. STEP 01 企業への企画提案
    プロジェクトに挑戦!
  2. STEP 02 初参加の2年次前期の
    提案では、厳しい評価に。
  3. STEP 03 後期には前回の反省を
    生かせ、高評価を獲得。
  4. STEP 04 3年次には、外部講師の
    お話が新たなヒントに。
  5. STEP 05 商品化できるほどの優れた
    企画の立案に成功!

いい企画は採用され、ダメなものはダメ。
社会人と同じ基準での評価が、
有り難かった。

高校時代、探究学習の発表で2位に終わり、悔しい思いをしました。1位に届かなかった要因は、アイデアを支える根拠の弱さ。その後、甲南大学のオープンキャンパスに参加し、マネジメント創造学部の模擬授業を受けました。そこで教わったのが、経済学や経営学の視点でアイデアを根拠づける方法。「ここでなら自分に足りないことが学べる!」そう確信して、入学しました。
1年次に受けた青木先生の授業でマーケティングへの関心が高まり、2年次からは、企業と連携して実践的なマーケティングの課題に取り組む「青木研究プロジェクト」に参加。最初に挑戦したテーマは、阪急阪神百貨店とのコラボによる「インバウンド需要の創造」で、私たちのチームは日本アニメの人気を活用したアイデアを軸に企画を進めました。しかし著作権問題などから、実現性の面で厳しい評価に。逆に1位になったチームの企画は実現に至り、「いい企画は本当に採用され、ダメなものは本当にダメ」という「社会の基準」でお世辞なしの評価を受けられたことに、すごく価値を感じました。
2年次後期も同様のテーマで、私たちのチームは日本ワインとお菓子のペアリング企画を立案。前回の失敗をふまえ、百貨店のワイン担当者へのヒアリングを重ねるなど「実現の可能性」を詰めていくことで質の高い提案ができ、最終的にグランフロントでの出店を実現。リベンジが果たせ、本当にうれしかったです。

身近な仲間の声から潜在ニーズを掘り起こし、
今までにないカテゴリーの商品を考案。

3年次前期の「青木研究プロジェクト」では、老舗化粧品メーカー・桃谷順天館「シュシュモア」ブランドの新商品開発提案に挑戦。2年次後期の成果に満足していた私でしたが、大好きな化粧品がテーマと聞いて「絶対にいい結果を残したい!」と、引き続きプロジェクトに参加しました。
中間発表では3位。「このままじゃ1位は遠い」。いい案が出ず、行き詰まっていた私たちにヒントをくれたのは、青木先生が授業にお招きしたマーケティング会社の社長。「新しいカテゴリーを作ることが、マーケティングで勝つ方法」というお話から、私たちは「化粧品はいろいろ試しているけど、どれがいいかよくわからない」というチームメンバーの一人をターゲットモデルと想定し、彼女の「こういうのがあれば」という思いを潜在ニーズとしてヒアリングしながら意見を出し合いました。さらにこのニーズを裏付けるアンケートやリサーチも重ね、そこから、おそらく大多数の女子大学生が「忙しい朝に便利」「使いやすい」「あると助かる」と感じる新カテゴリー商品「シート化粧水」を考案。広報や売場の展開まで一貫したコンセプトでの企画を立て、最終発表では自分でも今までで一番のプレゼンができ、最優秀の評価をいただきました。アイデアだけだった、昔の私とは違う。「このまま商品化できます」という桃谷順天館の方のお言葉で、「足りなかった力が身についたんだ」と実感しました。

成長につながる甲南の彩り教育

研究プロジェクト科目

未来を生き抜く多角的視点や行動力を育む
実社会とリンクした実践型プロジェクト。

マネジメント創造学部の「研究プロジェクト」科目では、担当教員ごとに定められた「広告」「マーケティング」「途上国経済」「環境」など社会と密に関わる40種類以上のテーマから、学生自身の関心に応じて選択が可能。 企業や自治体などと連携しながら、2~4年次が一緒になって少人数チームで調査・分析・発表を行い、自ら考えて行動する力や課題解決力を養います。

三村さんのグループが桃谷順天館に提案した商品の企画

教員・職員インタビュー

マネジメント創造学部
副学部長 教授
青木 慶

企業が「本気」で向き合ってくれる、
貴重な成長のチャンスが、ここにある。

研究プロジェクトでは学生の自主性を第一に考え、私はそのサポートとなる「インプットの機会提供」に力を注いでいます。コラボ先の企業だけでなく、他の企業や自治体にも協力をお願いしたり、多様な分野の専門家をゲスト講師にお招きしたり。三村さんはそうしたプロジェクトを複数経験し、企業からの「本気」の評価と向き合うなかで、とても成長されました。特に化粧品のプロジェクトの提案では、チームメンバーの得意をうまく引き出して、かわいいレモン型シートという見た目のインパクトと、使いやすさを両立したアイデアを提案してくれました。生成AIを活用したデザイン提案の質も高く、年次が上がるにつれて「自分の考えを伝える力」や、チームマネジメント力が向上したと感じます。