PIXEL STORIES
学生ストーリー
岡山 奈津希さん
グローバル教養学環STAGE 3年次(2026年度取材時)
兵庫県立洲本高等学校 出身
彩り教育で岡山さんが成長した
5つのSTEP
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STEP 01
2か国への留学に憧れ、
STAGE 1期生として入学。 -
STEP 02
第2外国語は中国語を選び、
授業で間違いを恐れず発言。 -
STEP 03
台湾で語学力不足を感じ、
次の留学こそは!と努力。 -
STEP 04
オーストラリアでは英語が
自然と口から出るように。 -
STEP 05
何より多様性の中で、自己を
確立できたことが一番の変化。
英語のほかに中国語も学び、
1回目の台湾留学で一気に世界へ開眼。
「留学したい!」。高校の頃からそう思い続けていた私は、甲南大学のグローバル教養学環「STAGE」1期生として入学しました。4年間で、言語の異なる2か国を経験するという「複数言語圏へのダブル留学」が必須だったからです。とはいえ、英語は習い事でやっていたぐらいだし、高校は普通科で、大学入学時の英語力は英検2級を持っていた程度。海外に行ったことも一度もありませんでした。でも「とりあえず授業を頑張ろう。間違えてもいい、一番に発言してやろう」という精神で食らいつきました。
STAGEでは、英語以外に学ぶ第2外国語を何にするかも、どの国にどれくらい留学するかも自分で選びます。私は話者人口の多さなどから中国語を選択しました。1回目の留学は、1年次の終わりの春休みに、台湾の長栄大学へ2週間。寮で生活しながら語学講座に参加しました。自分にとっては初海外だったので、一気に視野が開かれた感じでワクワクしかありませんでした。中国語特有の4つの声調はやはり難しく、まだまだだな…と感じたのですが、「もっと世界中に友達がほしい」と強く感じたことで語学学習へのモチベーションが上がりました。次の英語圏への留学に向け、国際交流スペース「KONAN Language LOFT」で英語を話す機会を増やしたり、英語のドラマを見たりと、めちゃくちゃ英語学習を頑張りました。
2回目のオーストラリア留学で
英語力とともに「強さ」を手に入れた。
2回目の留学は、2年次の後期に、オーストラリアのウーロンゴン大学へ。私は留学費用をバイト代などでまかなっていたので、3か月の短い留学期間でしたが、自力で行くぶん「絶対に有意義にする」という思いでした。
現地でまず実感したのは、それまで自分の居た世界がいかに狭かったかということです。出会う人々は本当に多国籍で、宗教、戦争などを背景に考え方もさまざま。例えば「この企業の商品は、戦争に投資しているようなものだから買わない」という言葉を聞き、自分の消費行動について考えさせられたりも…。一方、生活面では陽気なホストファミリーと楽しく過ごし、ジョークを言い合って大笑いもしました。英語力は、以前は日本語に訳してから考えることもあったのですが、オーストラリアで語学中心に学んだおかげでポンポン英語が出てくるようになり、帰国後に友人から驚かれたほどです。そして何より、留学を経て私は、多様性の中で揉まれたからか「自分が思う自分になろう」と考えるようになりました。人がどう思うかではなく、好きなものは好き。嫌いだった自分のくせ毛も、それでいい。そんな強さを手に入れたのです。
今後の希望は、まだ明確ではないけれど、英語や中国語を使ってたくさんの人と関わる仕事に就きたいと思っています。将来、何をしても、どこに居ても、きっと「これが私」と胸を張って言える、今はそう思います。
成長につながる甲南の彩り教育
複数言語圏へのダブル留学
2か国以上の異なる言語圏に留学し、
複数言語の運用力と異文化調整力を強化。
甲南大学のグローバル教養学環「STAGE」では、学生全員が4年間で2回以上留学。「短期」と「中・長期」の留学制度を組み合わせ、複数の言語圏を経験します。この「ダブル留学」を通して、異文化を単に比較して相違点に気づくだけでなく、異なる文化背景を持つ人々や社会に対する寛容性と、価値観の違いに起因するさまざまな問題解決のための能力を身につけます。
教員・職員インタビュー
グローバル教養学環
学環長 特命教授
野村 和宏
異文化を肌で感じたSTAGEの学生は
人としても一回り大きく成長。
グローバル教養学環「STAGE」は、150校以上の海外協定校を持つ甲南大学のグローバル交流の伝統を活かして2024年にスタートしました。目指しているのは、複雑に絡み合った世界の課題に対応するため、複数の視点から幅広くアプローチできる人材の育成。特に、異文化の「皮膚感覚的な実体験」を重視しており、その核となる取り組みが「ダブル留学」です。短期留学の参加費用1回分は免除される他、中・長期留学でも、留学費用が授業料と相殺される交換留学や、授業料が減免される奨励留学など、複数の留学制度を用意。岡山さんも奨励留学を利用して留学を果たしました。もともと積極的にコミュニケーションできる彼女でしたが、帰国後は言葉の端々に自信がみなぎるようになり、発表や文章表現の能力も向上したと感じています。