海外においては、テロ、自然災害、感染症などさまざまなリスクが存在しています。日本人が海外で事件・事故等に遭遇する可能性が一層高まることが懸念されます。このような環境の中、海外での滞在をより充実したものにするために最も重要なことは、安全・危機管理対策です。海外への渡航に際しては、「自分の身は自分で守る」ことを念頭に、渡航前から十分な情報収集を行い、リスク回避に向けた対策をとることが大切です。以下、海外に渡航する際の手続きや注意点について説明しています。最後まで目を通すようにしてください。
[海外渡航届]
本学の提供するプログラム以外で、個人での留学や私的な海外旅行等、海外へ渡航される場合は、必ず「海外渡航届」を提出してください。海外で事件や事故、災害などが発生した場合に、大学がいち早くみなさんの所在及び安否を確認するために、必要となります。
[外務省海外旅行登録
「たびレジ」・「在留届」]
「たびレジ」とは外務省が提供するサービスで、本サービスに登録することで、滞在先の最新の海外安全情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などを受け取ることができます。
また、海外に3ヶ月以上滞在する学生は、「在留届」の提出が必須です。緊急事態が発生した場合に、日本国大使館や総領事館からメールによる通報や迅速な援護を受けることができます。在留届は現地到着の90日前から届け出が可能です。
また、海外に3ヶ月以上滞在する学生は、「在留届」の提出が必須です。緊急事態が発生した場合に、日本国大使館や総領事館からメールによる通報や迅速な援護を受けることができます。在留届は現地到着の90日前から届け出が可能です。
[海外渡航中の注意事項]
海外渡航中は、「自分の身は自分で守る」という意識を常に持ちましょう。渡航期間が長くなるほど、現地に慣れて油断が生じますので、「日本とは異なる環境にいる」ということを念頭に置き、安易に見ず知らずの人の誘いにのらない等、自身で危険の予防・回避の行動を心がけてください。
また、国・地域によって法律・マナー等が異なりますので、渡航の事前に確認し、現地のルールを厳守してください(道路交通・飲酒・喫煙等)。もし、現地のルールでは20歳未満でも飲酒や喫煙が出来るとしても、皆さん自身の健康と安全のために、20歳未満の飲酒や喫煙をしないでください。
大麻(マリファナ)や違法薬物には、決して手を出さないでください。大麻が合法化されている国で大麻を使用したときでも、日本の法律によって罪に問われる場合があります。
また、外務省のホームページでは、海外渡航の注意事項についてより詳しい資料・動画等が閲覧できますので、渡航中のトラブル回避のために事前にご確認ください。