私は一回生の頃からSDGSに興味を持ち、様々なプロジェクトに参加していた中で、今回のエリアスタディーズの学習内容にSDGSに関するものがあったこと、そして従兄弟家族が昔シンガポールに住んでいたなど複数の要因が重なりシンガポールのエリアスタディーズに参加しました。このコースは特に理系の学生向けで、理系の企業や大学・大学院の見学などがメインになっていましたが、普段経営について学んでいる私には新鮮な体験が多く、4日間みっちりと馴染みの薄い分野に触れたことで視野が広がり参加前よりも柔軟な思考ができるようになったと思います。
また、シンガポールで暮らしている甲南大学のOBの方との交流会で、「学科で学んだことの生かせる仕事に就職が決まったものの、大学で今まで学んだ語学を生かす機会がなさそうと悩んでいる」と話したところ、その仕事は、日本だけでなく世界中にある仕事なので、将来、その仕事に語学を生かせる道もあると教えてくださり、社会人になったあとの新しい目標が出来ました。この様に、ふとした話題から何か大きなきっかけに繋がることも多くあるので、いつもの環境を離れて、遠くの地で新しい文化に触れてみるのはとてもいいことだと考えます。進路に迷っている方、やりたいことが見つからない方ほど一度短期でもいいので留学を経験してみて欲しいです。
そんな学びの多い留学ですが、外国に行くときはその国の公共交通機関の乗り方をきちんと調べておくべきです。現金で払えるのか、交通カードがあるのか、あったとしたら前払いなのか後払いなのか、どちらもタッチしないといけないのか、事前に調べてから行くか、その場で先に乗車していく人々を観察しておくべきです。一緒に行った友達がこれに失敗してバスから降りられず大変な目に遭いました。

学部 |
経営学部経営学科 |
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プログラム |
エリアスタディーズ |
留学国 |
シンガポール |
留学先 |
シンガポール |
留学時期 |
4年次 夏休み |
留学期間 |
5泊6日 |

人生のヒントが見つかる

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数学の世界を身近に感じた
NTUで見たプログラミングを利用して絵を描く機械が大変魅力的でした。この世の線は全て点の繋がりで成り立っている、つまり数式で表せると知っていたつもりですが、実際にプログラミンによってマーライオンが描かれている様子を見てそれを実感し感動しました。
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中国語と英語の融合
シンガポールではできるという意味のCanを二階重ねてCancanというそうですが、これは中国語のできる(カンカン)と音が似ているため、この様に発音されるようになったということだそうです。また、ご年配の方ほど中国語なまりが強く、聞いていると中国語か英語がわからないことが多々ありました。他にも、買い物をした際、レシートを貰おうとしたとき、receipt では通じず、現地の方の発音を聞いているとlesila(レシーラ)と言っていたなどの違いもあります。