私は学科でアメリカ文化を学んでいくなかで、座学だけではなく実際に現地に行って体験したいと感じたためエリアスタディーズに参加しました。
デュランゴはコロラド州の南西部に位置するロッキー山脈が貫く比較的小さな町で、朝晩は9月にも関わらず気温が一桁になります。私たちはそこで現地学生との交流やプレゼンテーション、キャンプ、フィールドワーク、世界遺産メサ・ヴェルデ国立公園の訪問など多くの経験をしました。
これまで海外に行ったことがなかったため、渡航前は期待よりも現地の人とのコミュニケーションやカルチャーショック、治安等の不安のほうが大きかったです。しかし、実際に行くとその不安が嘘のような日々が続きました。現地の人は私の拙い英語を理解して話を盛り上げてくれ、フォートルイスカレッジの学生はとても親切で積極的にコミュニケーションをとってくれました。文化の違いはありましたが日本とは異なる文化を理解・尊重し順応することで非日常を感じ、楽しめました。治安に関しても付き添いの先生がいらっしゃったので安心して過ごせました。百聞は一見に如かずという言葉があるように現地に行くと良くも悪くも20年間日本で過ごした私の想像をはるかに上回っていく出来事がたくさんありました。その結果、アメリカ文化に対する考え方が大きく変化し、様々な物事をより柔軟に多角的に見ることが出来るようになったと思います。
現地にいたのは1週間ほどでしたが、一緒に行った学生、先生方、多くのデュランゴの人々と過ごした日々は私にとってかけがえのない時間になりました。中には今度日本で会う約束をした現地の学生もいます。一つ一つの出会いが私を成長させてくれてすごく良い経験になりました。企画・計画・準備をして下さった先生方には感謝しかありません。海外の文化に興味のある人、短期留学したい人、長期留学のステップにしたい人、海外に行ってみたい人のような海外に興味のある人には本当にお勧めのプログラムだと思います。

学部 |
文学部英語英米文学科 |
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プログラム |
エリアスタディーズ |
留学国 |
アメリカ |
留学先 |
コロラド州デュランゴコース |
留学時期 |
3年次 夏休み |
留学期間 |
8泊10日間 |

小さな町で得た大きな経験

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大切な縁
私は文化に関心があり参加しましたが、このエリアスタディーズには様々な目的を持った学部学科、学年の違う多くの学生が参加します。今回のコロラド・デュランゴコースにも1回生から4回生、岡本・CUBEに関わらず意欲のある学生が25人参加していました。最初はほぼ全員が初対面でしたがすぐに打ち解け、先生方含めこのメンバーだったからこそここまで楽しくて一瞬で終わったエリアスタディーズだったと思えるぐらい本当に大切な出会いとなりました。現地の人との出会いも含めて偶然の出会いでしたが、私たちにとって大切な縁となりました。 -
物価の高さ
アメリカに行って驚いたことの一つに物価の高さがあります。円安なこともありスーパーの水500mlが4ドル(約600円)で売られていました。飲食店に行っても物価が高いうえにチップの文化があるため油断するとすぐに所持金が無くなります。アメリカに行く際は日本で水を買って持っていくことをお勧めします。