私が留学を決めたきっかけはテストのためだけに勉強してきた英語を、ちゃんと実践的に使えるようになりたいと思ったからです。
英語は正直得意な方ではなく、この留学に参加するにあたって楽しく頑張っていけるのか不安でした。
でも海外の文化に実際に触れてみたいという気持ちも強く、留学を決意しました。

　リーズ大学を選んだ理由はいくつかありますが、その中の一つはイギリス英語を学べるということでした。
アメリカ英語は確かに連結音で話す感じがかっこいいのですが、英語が得意でない自分にとってはイギリス英語の方が聞き取りやすくクリアな発音だと感じていました。
それでイギリスの発音での英語を学びたかったのでリーズ大学にしました。

　現地の授業ではとにかくグループワークが多かったので対話をする機会が多かったです。
課外活動や各グループで創作するプロジェクトもあり、大変なのは大変でしたが、とにかく話して意見を伝えあって考えて一つのものを創作するというのはとても充実していて楽しかったです。

　緊張と不安でいっぱいでしたが、イギリスへ行くときには楽しむぞという覚悟を決めてとにかく話して交流することでたくさんの友人ができました。
しかし価値観のずれを感じることも多々ありました。そんな中で留学した人が感じる醍醐味、視野・価値観が変わるというものを本当に感じました。
個人差は勿論あり、自分も人生が変わるみたいな大層なものは感じませんでしたが、それでも国際色が豊かなリーズに長期間滞在したことで自分が持つイメージや固定観念を持たないことは大切だと感じました。英語に苦手意識がある方でも海外の生活を知りたい！何か新鮮なものを感じたい！という思いがあれば、それだけで留学に行く立派な理由になり、その答えである経験も思っている以上にできます。英語ができないから留学は無理だなんて高い壁を感じないようにしてくださいね。