何とかなる精神は、自分で何とかする力があってこそ

学部

マネジメント創造学部 特別留学コース

プログラム

交換留学

留学国

イギリス

留学先

リーズ大学

留学時期

2年次後期~3年次前期

留学期間

9月~翌年6月(1年)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により3月帰国
 
 
 
 
イギリス

何とかなる精神は、自分で何とかする力があってこそ

留学の率直な感想は、しんどかった、というのと楽しかったというのが半々です。

中学2年生の時から、英語や海外のことに興味を持ち留学にあこがれてきましたが、夢をかなえるということは意外にも簡単です。お金を自分でためることは大変ですができないことではないし、チャンスさえあれば自分でつかむことだってできます。でも、それを有意義なものにしていくということは、かなり大変です。

リーズでの留学期間中、私はさまざまな悩みを抱えることになりました。まず、一つ目に、言語の壁。私は、英会話は好きなのですが語彙力がないので相手が使う単語の意味が分からないことが多々あり、自分と同じ英語が第二言語である友達が、自分よりたくさんの語彙を知っていて、英語も上手なのを見てへこみました。悔しかったのでわからなった単語はすべてリストにして意味を調べ、語彙を少しでも増やせるように努力しました。これは多くの留学経験者に起きることだと思います。ここでただへこむだけでなく自分がどういった頑張りができるかがカギだと思います。

二つ目に、文化の違い。私はアメリカ人、イギリス人、カナダ人、スペイン人、スロバキア人、中国人、日本人、フランス人との寮生活だったのですが、それぞれの母国語が違うだけではなくそれぞれの文化や価値観が違うので、よく話し合いや揉め事のようなことが起こっていたのを覚えています。これは、お互いが自分の意見や価値観を前面に出しすぎて相手を受け入れることが出来ていなかったため起きてしまったことだと思います。

こんな風にしんどいことは結構ありましたが、楽しいこともうれしいこともたくさんありました。リーズでの生活は、かけがえのない経験になりました。ここで皆さんにお伝えしたいのは、大事なのは、夢を叶える、目標を達成する過程だけではなく、その後だということです。達成できた後、自分がどういった人間になれるかは、自分の努力次第です。留学を考えている方たちの参考になればいいなと思います。
何とかなる精神は、自分で何とかする力があってこそ
  • Real Voice.1

    パブが楽しい

    イギリスといえばパブです。月に1度はフラットメイトと寮で何杯か飲んでからパブに行き、クイズなどを楽しみながらチップス片手に談笑することが楽しみでした。イギリス人はよく飲むのですが、流されて飲みすぎつぶれる友達を何回か見ました。お酒の飲みすぎは注意です。
    パブが楽しい
  • Real Voice.2

    適当さが大事

    全員がそうとは限りませんが、ヨーロッパ人は結構適当です。掃除も料理も自分がきれいに見えたらいいや、食べられたらいいやレベルです。気を使いすぎ、神経質になるとストレスがたまるので、まあ何とかなるでしょ精神が多少は必要だと思います。でも、その分人柄もおおらかで私にはあっているなあと感じました。
    適当さが大事