中学生の頃からの夢であった留学を実現することができて、私はこれまでの人生で一番大きな夢を叶えることができました。
楽しいことばかりではありませんでしたが、日本にいると知ることのできないたくさんのことに気付けたし、多くの新しいことを学ぶことができました。
1点目は留学を経て自分の変わったところについてです。1番大きな点は、自分に少し自信がついたことです。
人生で初めて親元を離れて半年間も異国の地で自分の力で過ごしたという経験が、こんなに大きなことを成し遂げたのだからこれからもなんでもできる、きっとなんとかすることができる、という自分の自信になり、私にとっては大きな変化でした。
2点目は日本と海外の文化や考え方の違いを体感したことです。自分自身がアジア人であるために気付かない、外国人のアジアに対する考えや態度を知り、とても驚きました。ダウンタウンへLGBTQパレードに行ったときは、人々が自分のやりたい格好や姿を何も恥ずかしがることなく前面に出していて、とても自由を感じました。トロントという多民族多文化の環境で半年間過ごしたことで、日本はまだ小さくて自由が少ないということと、日本人は人の眼を気にしすぎだということをあらためて感じ、自分の視野が広がりました。
半年間、留学の目的が分からなくなったりこの時期にこの期間の留学をするというのが良い判断だったのか分からなくなったりすることが何度もありましたが、自分の留学の軸を持ち続けることで気を抜くことなく過ごすことができました。モチベーションを持つことは本当に大切でした。
今回の私の留学に関わってくださった国際交流センターの方々、ヨーク大学日本事務所の方々、甲南大学の先生方、家族、友達には本当に感謝しています。その方々のおかげで私は夢を叶え、半年間大きな問題無く過ごし、無事に帰国することができました。この経験は何にも替え難いものであり、一生の宝です。

学部 |
文学部 |
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プログラム |
奨励留学 |
留学国 |
カナダ |
留学先 |
ヨーク大学 |
留学時期 |
3年次 前期 |
留学期間 |
3月~8月 |

全ての経験が一生の宝物

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恵まれた環境
幸いなことに、私のホストマザーが私の想像通りのカナダ人で、ネイティブな英語に触れることができました。
優しいマザーとロシア人のルームメイトのおかげで、毎日何不自由なく過ごしていました。
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特別な同志
留学先で出会った友達は、“英語力を高める”という同じ目的を持って来たという意味で特別な存在でした。日本人以外の友達もでき、日本人相手とは違う形の友達としての距離感や接し方を学ぶことができました。