これまで出会った英語教員の多くが、留学先としてカナダを勧めていました。なぜカナダがこれほど人気なのかを自分の目で確かめたいと思い、今回の留学先にカナダを選びました。
私は中学二年生のときに短期のオーストラリア留学を経験しましたが、当時は英会話力が低く、「完璧な英語を話さなければ」と気負ってしまい、自分から話しかける勇気が出ませんでした。そのため、帰国後には「もっと積極的に話していればよかった」と強い後悔が残りました。そこで今回の留学では、現地の人に自分から声をかけ、リアルな日常生活を体験することを目標にしました。渡航後は、店員さんやお客さんにおすすめを尋ねることで、ガイドブックには載っていない食べ物や本に出会うことができました。カナダの人々は留学生に慣れており、たどたどしい英語でも最後まで聞いて内容をくみ取り、優しく聞き返してくれる方ばかりでした。その温かさに触れ、「間違ってもいいから伝えることが大切だ」と心から感じました。
理系で授業や実験が忙しく、中長期留学に不安を感じる学生には、短期間のエリアスタディーズを特におすすめします。期間は短くても、自分から積極的に行動すれば、英語でのコミュニケーション力だけでなく、異文化を肌で感じる貴重な経験を得ることができます。

学部 |
理工学部生物学科 |
|---|---|
プログラム |
エリアスタディーズ |
留学国 |
カナダ |
留学先 |
カナダ/バンクーバーコース |
留学時期 |
2年次 |
留学期間 |
9泊11日 |

話しかける勇気が変えた短期留学
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