職員の取り組み

経営企画室

(KONANクオリティプラス・プロジェクト 運営部局)

経営企画室
【まず、部署の業務内容について教えてください】
新美

新美

現在は、2020年より始動した「甲南学園中期計画(2020~2024)」の推進に力を入れています。甲南学園には、大学、高等学校・中学校があり、これらの学校運営と学生・生徒を支える32もの部署があります。各部署が策定した計画の進捗確認を行うだけでなく、甲南学園全体に関わる目標に対しては、部署横断のメンバーによるプロジェクトやタスクフォースなどを機動的に立ち上げ、教員や他部署の職員と協力して成果創出に取り組みます。経営企画室では、一連の取り組みの中で、企画資料の作成、関係者との打合せなどを日々行っています。

【KONANクオリティ・プラスプロジェクトも甲南学園中期計画の一環でスタートした取り組みですか?】
新美

新美

おっしゃるとおりです。「KONANクオリティ・プラス」プロジェクトは、職員の力でより魅力的な学園づくりを進め、甲南学園のクオリティ(KONANクオリティ)を底上げしようというプロジェクトです。中期計画の3つのスローガンキーワードの1つである、「世界に通じるKONANクオリティ」につながる取組みで、「面倒見がいい大学」ランキングの向上を全体目標に設定し、すべての部署(職員組織)がそれぞれ目標を定め、具体的な取組みを行っています。

妹尾

妹尾

中期計画を進める上では、「1人の100歩」ではなく「100人の1歩」という考え方を大切にしています。すべての部署が「学生・生徒のために」という観点で改めて何ができるか考え、行動していくことで「100人の1歩」の実現、さらには中期計画のスローガンキーワード『世界に通じる「KONANクオリティ」』の達成につなげたいと考えています。甲南学園には約300人の教員に対して、約200人の職員がいます。約200人の職員1人1人が「学生・生徒のために」という想いをもって行動すれば、必ず甲南学園の魅力の向上につながると考えています。

【チャレンジ・サブプロジェクトについても教えてください】
新美

新美

「KONANクオリティ・プラス」プロジェクトが部署単位で取り組むプロジェクトであるのに対し、「KONANクオリティ・プラス」チャレンジ・サブプロジェクトは、職員有志で部署横断チームを立ち上げ、甲南学園のクオリティの底上げに取り組む公募型プロジェクトです。
例えば、「学生を案内する際に、行き先の部署の場所や担当者名がわかれば学生が安心できるかな」、「キャンパスにフードトラックがあったら便利だし華やかだな」など、自部署だけでは解決できない課題や実現できないアイデアに対して、部署横断チームで企画を練り、学園に提案し、認められればプロジェクトとして実施することができます。「学生・生徒のためになるアイデアはあっても自部署だけではできない」という職員の声を受けて開始したプロジェクトです。2022年1月時点で、8つのプロジェクトが進行しています。

【プロジェクトの立ち上げや参画又は支援において大切にしていることを教えてください】
妹尾

妹尾

組織横断のプロジェクトにおいては、参画いただくメンバーにプロジェクトの目的・目標や施策等に対する『共感』を得て、当該プロジェクトの推進にあたることを大切にしています。多様な役割・価値観がある中で、方針に納得感をもってもらうなど『共感』をチーム全体で共有することはとても難しいと感じています。一方で、その調整こそ経営企画室の役割でもあります。実際に関わった職員が『共感』を得られたかどうかを判別することは難しいですが、プロジェクトを通して成果を実現した際には大きな達成感を覚えます。

【今後お二人は、どのような経験・キャリアを積んだ職員になりたいと考えていますか】
妹尾

妹尾

現在の部署の次には、地域連携センターなどに所属し、地域社会と連携によって学園の新しい魅力を生み出すような取り組みにチャレンジしたいです。

新美

新美

漠然としていますが、教学系(大学・中高組織の教育研究に関する部署)の業務と法人系(学園運営に関する部署)の業務の両方の知識・経験をもち、学園全体を見ることのできる職員になりたいと考えています。幸いにも、現在メンバーとして参加させていただいているプロジェクトなどでは他部署のメンバーと接点をもちながら、学内のさまざまな業務について知ることができます。今後はさらにその知識を深めるとともに、どこかのタイミングで教学系の部署にも異動し、教員と一緒にさまざまなことにチャレンジしていく経験を積みたいと思っています。

【最後に、甲南学園専任職員を目指す方へのメッセージを頂戴できますか】
妹尾

妹尾

甲南学園が設置する甲南大学は神戸にあるミディアムサイズの総合大学であり、職員一人ひとりが役割と責任感を持ち、約9,000名の学生の学び・成長を見守っています。このミディアムサイズの規模は、私たち職員にとってみれば、幅広い業務への携わりや、躍動感・達成感を与えてくれる職場環境です。周囲と協力しつつ、これからの甲南学園を創り、その達成感を実感したいという想いがある方は、ぜひ甲南学園で共にがんばりましょう。

新美

新美

大学職員に求められる役割が大きくなる中で、甲南学園でも職員が主体的に学園の活性化・魅力化に取り組んでいます。所属部署の業務はもちろんのこと、希望すれば組織横断プロジェクト・タスクフォースなどにも参画し、積極的に提案・実行できる環境があります。そのような環境に共感いただける方とぜひ一緒に甲南学園の魅力づくりに取り組んでいきたいと思います。

【ありがとうございました】
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