職員の取り組み

大学職員体験プログラム

大学職員体験プログラム
【現在の所属と業務内容を教えてください】
亀坂

亀坂

財務部で主に予算・決算業務を担当しています。特に予算業務の比重が大きく、秋頃から翌年4月にかけて、各部署の申請データ取りまとめや部内査定、予算案作成等を担当しています。学内の全部署とやり取りを行いながら業務にあたるため、誤解のない説明や、わかりやすい資料の作成を心掛けています。

鈴本

鈴本

総務部人事課で、給与・賞与の支払いや年末調整、社会保険に関する業務を担当しています。学生との接点は少ない部署ではありますが、教職員の働く基盤を支える業務が多いと感じています。

金澤

金澤

全学教育推進機構事務室で、主に外国語科目のカリキュラムや海外語学講座の運営、正規外国人留学生入試の業務を担当しています。教員の予算管理も担当しており、学生と教員の双方と関わる業務が多いため、日々、教育の現場を支えている実感があります。

【みなさんは2018年度入職の同期として、入職後の5年目研修で掲げられていた「KONANクオリティを高める取り組み」に対して、学校職員の学内インターンシップを提案された経緯を教えてください。】
亀坂

亀坂

当時キャリアセンターで働く中で、就職活動におけるインターンシップの重要性が年々高まっていることを感じていて、甲南学園を就職先として知ってもらうために、学校職員の仕事を理解してもらう場が必要だと思っていました。研修がちょうどいいチャンスだと思って提案したところ、偶然、鈴本さんも同じインターンシップに関する案を出していて驚きました。

鈴本

鈴本

私も専任職員採用説明会などで学生と接する中で、学校職員の仕事を知ってもらう機会が少ないと思っていました。「インターンシップは実施していないんですか?」と聞かれたこともあり、ニーズもあるのではないかと感じていました。私自身も学生時代に大学職員のインターンシップに参加した経験があり、その際に「大学職員として働きたい」という気持ちが強くなったので、本学でも取り入れる必要があるのではという思いから提案をしました。

金澤

金澤

私は別のテーマを考えていましたが、二人の提案を聞いたときに「学生にとって有意義な機会になる」と思い、こちらの案に賛成しました。普段の業務ではインターンという発想がなかったので、新鮮でした。

【研修での提案内容が実際にプロジェクトとして実行されることになったのは、どのような背景があったのでしょうか。】
亀坂

亀坂

企画段階から「研修で終わらせない」という意識がありました。研修用に作るというより、実施前提で準備していた感覚です。

金澤

金澤

私も「研修だから」ではなく、実際にやるつもりで動いていました。図書館事務室や管財部、アドミッションセンターなど他部署に「もし学内インターンシップをするとしたら、学生にどんな業務を経験してもらえるか」を聞きに回りながら、具体的なイメージを固めていました。

鈴本

鈴本

提案後の評価も高く、研修で終えるのではなく、実際に動かしてみようという雰囲気が自然とできていったと思います。

【実際に行われたプログラムの内容を教えてください。】
亀坂

亀坂

1年目はプレ開催として甲南生のみを対象に、キャリアセンターと全学教育推進機構事務室の2部署に協力いただく形で、1日完結のオープン・カンパニー(1day仕事体験プログラム)として実施しました。実際の部署業務を題材にテーマを設定し、グループワークを行う内容です。メンター役の若手職員が各グループの議論にコメントやアドバイスをしながら進め、最後に発表とフィードバックを行いました。

金澤

金澤

9月に1日プログラムのオープン・カンパニーを2回実施し、その後10月に座談会を設け、学生から直接感想や意見を聞く場もつくりました。プログラム参加者に事前に興味のある部署を選んでもらったことで、自分に合った内容で参加してもらえました。

鈴本

鈴本

2年目は対象を甲南生だけではなく他大学生にも広げました。甲南生と他大学生が半々ほどで、想定より多くの学生に応募いただきました。また1年目の経験から、1日のプログラムを半日に変更するなど、参加しやすい内容に改善しました。

【プログラムを実施するにあたり課題となったことはありましたか。】
亀坂

亀坂

実施に向けて一番難しかったのは、協力していただく部署の選定と調整でした。各部署の業務からプログラムの題材として適切な業務を選定するため、我々も各部署の業務の詳細を理解するところから始めました。また、業務内容に加えて部署毎の繁忙期や人員体制も考慮して、極力、通常業務に悪影響を及ぼすことのないよう、意識して選定と調整を進めていきました。

鈴本

鈴本

1年目はキャリアセンターと全学教育推進機構事務室の職員の方々にメンターとしてご協力いただきました。初めての取り組みだったこともあり、準備や当日の運営では手探りの部分も多く、大きな負担をかけてしまいました。そこで、2年目からは本プログラムを人事課の経常業務として継続していくことを見据え、人事課員とプロジェクトメンバーで運営できる体制へと見直しました。それに伴って、グループワークの内容を特定の部署に寄ったものではなく、大学全体に関わるテーマへ変更する必要があったため、その調整も難しかったです。実施する側も無理なく、継続できる形にすることが、最終的には一番の課題だったと思います。

金澤

金澤

2年目は他大学の学生にも参加いただくため、甲南生だけが有利にならないテーマを設定することも重要でした。たとえば、甲南大学の内部事情に詳しくない学生でも取り組めるよう、どの学生にとっても公平に考えられるワーク内容に調整していきました。

【実際に実施してみて、感じたことを教えてください。】
金澤

金澤

1年目は、テーマに沿って自由に話し合い、発表用のパワーポイントも作成してもらいました。そのため議論が広がりすぎたり、内容よりもスライド作成に時間を取られたりという課題がありました。そこで2年目は、話し合う内容を4つの選択肢から選ぶ形式にし、スライド作成もなくしました。その分、大学職員としての考え方を紹介する時間を増やし、より有意義な議論ができる内容に改善できたと感じています。

亀坂

亀坂

2年目は全体的に内容がブラッシュアップされ、参加学生の当日の議論や学校職員業務への理解がより深まっていた印象があります。また、個人的には、財務部への異動後に学生と接する機会が少なくなっていたため、このプロジェクトを通じて学生との接点ができたことを非常に嬉しく感じました。

鈴本

鈴本

2年目開催時には、学校職員に関する説明を事前視聴の動画にし、当日はワークに集中してもらえるようにしたのが良かったです。採用説明会や懇談会を近年はWebで開催することが多かったのですが、今回は対面での実施であったため、実際に仕事内容や部署の雰囲気を感じてもらえたことも、参加者にはプラスになったと思います。

【今後の甲南学園職員の在り方、みなさんが目指す姿について教えてください。】
亀坂

亀坂

今回のように、自部署の業務だけでなく、プロジェクトに積極的に関わっていく働き方をこれからも続けていきたいと思っています。本プログラムが継続して実施され、形として残ったことは本当に嬉しく、こうした取り組みを今後も増やしていきたいと感じました。将来的には、プログラムに参加した学生が数年後に職員として入職し、次は運営側に加わってくれるような循環ができたら理想ですね。

鈴本

鈴本

日々の業務だけでなく、学園全体の運営や企画にも関わりながら、さまざまな方と接する中で多くを学び、柔軟に対応できる職員になりたいと考えています。以前、人事課でインターンシップについて提案したことがありましたが、その際は調整がうまくいかず、実現には至りませんでした。今回は、根拠を整理しながら周囲の協力を得て、実際に形にすることができ、とても嬉しく思っています。この経験を通して、「やってみたい」と感じたことを周囲を巻き込みながら実現していく姿勢の大切さを改めて実感しました。今後もその気持ちを忘れずに、仕事に取り組んでいきたいです。

金澤

金澤

今回の経験は、甲南学園のことや学校職員としての仕事の考え方を見つめ直すきっかけになりました。私は普段の業務でも「Student-First」を大事にしていますが、学生から「インターンシップがあればいいのに」という声があり、それをオープン・カンパニーという形で実現できたのは本当に良かったと感じています。普段は自部署の業務に集中しがちですが、今回のプロジェクトを通して他部署の方と協働でき、自分の経験にもなり、業務にも活かせる視点を得ることができました。学校職員として、もっと学生のことを考えて頑張りたい——そう思える良い機会でした。

【最後に、甲南学園専任職員を目指す方へのメッセージをお願いします。】
亀坂

亀坂

私自身はこれからも積極的にプロジェクトに関わって、学園に何か価値をもたらせたら嬉しいと思っています。このように、「何かプラスになればいいな」と考えて新たな業務にチャレンジしてくれる、そんな前向きなマインドを持った方と一緒に働きたいです。甲南学園は、「やりたい」という思いを発信すれば、ちゃんと実現できる環境があると思っています。学生のみなさんにも、そのような魅力ある職場であることをぜひ知っていただきたいです。

鈴本

鈴本

学生や生徒のために何ができるかを考えて、新しいことにも恐れずチャレンジできる人と一緒に働きたいと思っています。甲南学園にはプロジェクトやイベントなど、他部署と協力する場面がたくさんあり、助け合う風土があります。いろいろなことに挑戦して成長したい人にとって、とても良い環境ですし、そういった思いを持った方と働けると嬉しいです。

金澤

金澤

学校職員は部署異動によって、まったく違う業務を経験することができます。私自身、一般企業から転職してきたので、「こんな仕事もできるんだ」と業務の幅の広さに驚きました。甲南学園は中規模ゆえに、やりたいことを実現しやすい環境があり、魅力的な教職員も多く、いろいろな人と関わりながら仕事ができます。ぜひ甲南学園に来て、一緒に働けたら嬉しいです。

【ありがとうございました】
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